2022.03.06 22:00
統一原理Q&A 27
ホームチャーチの理論と実践〜はじめに
アプリで読む光言社書籍シリーズ、「統一原理Q&A」を毎週日曜日配信(予定)でお届けしています。
統一原理に対する著者の分かりやすい解説がコンパクトにまとめられています。統一原理への理解を深めるために、ぜひ読んでいただきたいシリーズです。
白井康友・著
はじめに
1978年に入るや否や、1月に英国(スコットランド)アバディンにて、文先生よりホームチャーチ(以下HCと略します)のみ言が語られ、翌1979年から本格的なHC摂理が出発してより、今日まで十年余の歳月の中で膨大なHCに関するみ言が語られましたが、日本におきましては残念ながら様々な摂理的事情のゆえに、なかなか全面的な出発がなされませんでした。
しかし、最近になって全国的にHC摂理の重要性を見直し、HC実践活動を再出発しようとする気運が見られる中、1986年の8月には時にかなって教育局より教材として「家庭教会」が出版されました。そこで今回は、もう一度HCの意義に関する理解を深めるべく、文先生の語られたみ言を中心にその内容を、「HC理論」としてまとめてみたいと思います。
(1)HCと創造原理
「家庭教会はそもそもエデンの園において成立すべきでした。すなわち、エデンの園において、神を中心としてアダムとエバが一体化し、子女を繁殖して、そのアダムの家庭において神を崇めるようになっていたならば、そこにおいて神の愛による家庭教会が成立していたはずなのです」(「家庭教会と天国完成」)とみ言にあるごとく、HCはアダムとエバが神の愛を中心とする家庭的四位基台を完成するところから出発し、そこから社会教会、国家教会、さらには世界教会へと拡大し、神の愛の直接主管による地上・天上天国を実現することが目的ですから、神の創造理想がHCであるといっても過言ではありません。
---
次回は、「ホームチャーチと復帰原理①」をお届けします。