2022.03.04 12:00
続・日本統一運動史 3
歓迎会
真の父母様が「母の国」である日本に向けて語られたみ言や、教会員たちの涙の証しなど、「続・日本統一運動史」では、1965年以降の「知らなかった」エピソードをお届けします!
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歴史編纂委員会・編著
第四章 真の御父母様との一体化時代
一、真の御父様、21年ぶりの御来日(1965. 1. 28〜2. 12)
(2)歓迎会(1965. 1. 28、東京・南平台)
「大先生をお迎えしての歓迎礼拝は、御到着の28日午後8時より東京教会礼拝堂にて開催された。7時45分、礼拝堂に入り切れず、玄関、廊下にまで満ちあふれた聖徒250名が聖歌で讃美する中を、大先生はじめ、先生方が、礼拝堂に入られ、久保木協会長の司会により、歓迎礼拝は開催された。黙祷、協会長の代表祈祷に続いて聖歌13番『復帰の園』の讃美、浦海総務局長が、全日本の聖徒を代表して次のような歓迎の辞を述べた。
『私たちが、御父様をお迎えすることのできた日本の地は、ご覧の通りでございます。私たちの愛と真が足りなかったがゆえに、このような形でしかお迎えすることのできない事実に、一同深く悔い改めるとともに、心よりお詫び申し上げます。
歴史をかけた今日のこの日に、何の誇れるものも持たない私たちがかく一堂に集い、御父様をお囲み申し上げて、侍ることのできる身の幸せをいかにして感謝申し上げてよいか、わからぬ者たちでございます。…
御父様、すべて捧げて、いついつまでも変わらず御旨に従いますと、お誓い申し上げた日本の子女たちでございます。どうかこの私たちに、御父様の胸のうちを忌憚(きたん)なく御言として賜わりますように。…』
続いて大先生がお立ちになり、『21年ぶりに使う日本語ゆえに』と前置きされ、約2時間にわたって、天の心情、天の事情について説教され、説教のあと聖歌37番『臆する者には悔いのみ残る』を讃美し、黙祷で歓迎礼拝を閉じた。
大先生の初めての説教は、強く雄々しく、たくましく、日本の聖徒の心霊を揺さぶり、…皆それぞれに顔面を赤くして、涙に頬を濡らし…た。」
(『成約新聞』特集号、1965. 3. 15付より)
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次回は、「御言『神の目的と我々の目的』」をお届けします。