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【テキスト版】
ほぼ5分でわかる人生相談Q&A
幸せな人生の極意!

第77回 これを食べていたら間違いない、という食べ物は?

ナビゲーター:阿部美樹

(動画版『ほぼ5分でわかる人生相談Q&A』より)

 皆さん、こんにちは!

 今回は、「これを食べていたら間違いない、という食べ物があれば教えてください」という質問です。

 「健康のために〇〇を食べている」という話はよく聞きます。
 「医食同源」という言葉のように、特別な薬を飲まなくても、身近な食べ物が薬のような役割をしてくれるものです。

 医師・医学生向け医療情報サイトに「MedPeer」(メドピア株式会社)というものがあります。
 そこでは、「お医者さんが健康のために積極的に食べているものは何ですか?」というタイトルのもと、医師たちの生の声を集めて、健康に良い食べ物のランキングを発表しています。

 第1位から5位まで紹介します。

 第1位はトマトです。
 トマトは非常に栄養価の高い食べ物で、ビタミン、ミネラル、抗酸化物質などが含まれ、さまざまな健康効果があります。

 ビタミンCは肌を健康的にします。
 リコピンは超強力な抗酸化物質で、体内の炎症を軽減させます。また、血液中の脂質の濃度を下げる効果もあり、心臓発作や脳卒中のリスクを下げるともいわれています。

 トマトジュースも食塩など無添加のものであれば、似たような効果が得られます。

 第2位はヨーグルトです。
 ヨーグルトは腸内細菌の環境を整え、アレルギー、免疫機能を改善させる働きがあります。ヨーグルトに含まれるタンパク質、カルシウム、ビタミンB群、微量ミネラルは、健康な歯や骨に必要なものです。

 タンパク質をしっかり摂取すると代謝に良い影響があります。タンパク質は食欲をコントロールするのに効果的であり、腹持ちが良く、空腹感を抑えてくれます。

 その中でもギリシャヨーグルトは非常に濃厚なヨーグルトであり、普通のヨーグルトに比べてタンパク質が多く含まれています。また、ビフィズス菌などのプロバイオティクスは、免疫力を向上させて風邪の発症や重症度を軽減するといわれます。

 第3位は納豆です。
 納豆などの大豆製品は、ホルモン系の悪性腫瘍を抑制する効果があり、血液をサラサラにしてくれるものです。腸内細菌の働きを良くする発酵食品なので、胃や腸の不快な症状を軽減させます。

 ビタミンK2は骨を強くし、ナットウキナーゼは血管の詰まりを解消し、心筋梗塞や脳梗塞を予防します。
 トリプトファンは、補給することで脳内にセロトニンが不足しないようにすることができるので、うつ病予防にも効果があります。

 第4位はブロッコリーです。
 ブロッコリーはタンパク質が多いだけでなく、ビタミン、ミネラル、抗酸化物質、抗炎症物質、食物繊維など、栄養価が高く、「野菜の王様」ともいわれるものです。

 抗酸化物質は、フリーラジカル(不対電子を一つ、またはそれ以上持つ分子・原子)によって引き起こされる細胞へのダメージから守ってくれたり、目の酸化ストレスと細胞のダメージを防いでくれたりするので、目の疲れが気になる人にはお勧めです。

 また、血糖値を下げたり老化プロセスを遅らせたりする働きもあります。

 第5位はリンゴです。
 リンゴには抗酸化物質、ビタミン、ミネラル、食物繊維、植物性化合物などが豊富に含まれています。

 血中脂肪の酸化を減らすので、特定のがんのリスクを減らすこともできます。抗酸化物質のほとんどが皮に含まれているために、皮を取り除いてしまうとリンゴの健康効果が薄れます。

 他の果物も皮には素晴らしい栄養素が豊富に含まれています。また、血糖値の上昇を抑え、美肌効果、老化防止といった効果も期待できます。

 健康のために良いといわれる五つの食べ物を紹介しましたが、6位以下も名前だけ紹介します。
 6位は青魚、7位はしいたけ、8位は大豆、9位はノリ、10位はわかめでした。

 参考にして健康を維持していきましょう。

 皆さんからの質問をお待ちしています。
 「人生相談QA」で、ほぼ5分でお答えいたします。
 また、お会いしましょう!

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