私の心の中にいる神様 104
お母様への電話

 良心との対話で、ワクワク感が止まらない!
 毎週土曜日に配信予定です。

お母様への電話

(女性 60代)

 わが家は、夫の母(おばあちゃん)と私、長男夫婦とその子、長女、次男の四世代7人家族です。夫は2020年に亡くなりました。
 現在、90歳のおばあちゃんの面倒を見ているのですが、そのおばあちゃんのやることなすことにイライラして、なかなか愛することができずにいました。

 そんな中、「真のお母様に電話報告するという形で、心の対話をする」という証しを聞きました(2021年8月14日配信の「良心の声はお母様のみ声そのもの」参照)。
 やってみようと思いながら、なかなかできずにいたのですが、昨年1021日に、初めてお母様に「電話」をすることができました。

 「電話」をする前に、「何についてお話ししようか。娘のことだろうか……」などといろいろ迷いました。
 でも結局、「いや違う! 私が今、本当に耐えられないのは、おばあちゃんのことだ」と思い、それを包み隠さずご報告しました。

 その結果、与えられた答えは、私がこれまでずうっと思っていたこと、「おばあちゃんのために祈りなさい!」でした。
 「やっぱりこれか」と思いました。

 それまでも、朝、できるだけ、「きょう一日、おばあちゃんを許して愛して一つになります! おばあちゃんが幸せに過ごせますように」と祈るようにしていました。
 そして祈れた日は、何とか実践できていました。
 でも祈りを忘れた日は、また自分の心がいら立ちで煮えたぎり、とても苦しくなるのです。

 その繰り返しから解放されたいと思い、お母様に「電話」して以降は、毎朝、お母様に誓いの祈りをおささげするようになりました。
 そうすると、愛する努力ができるようになり、少しずつですが、自分のおばあちゃんに対する言い方や態度が柔らかくなっていくのを感じるようになりました。
 そして、それを1日の間、守れるようになったのです。

 お母様に誓っているわけですから、実行しないわけにはいきません。
 「お母様に朝、誓うこと!」
 結局、私にはこれが一番の解決法でした。
 今では、自分の努力している姿が少し誇らしく思えています。これからも続けていきます。

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 次回は、「愛は寛容である」をお届けします。


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