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幸福を引き寄せる家庭の生活習慣 57
愛の心で通じ合う家族

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第14弾として、「幸福を引き寄せる家庭の生活習慣」を毎週火曜日配信(予定)でお届けします。
 実行すれば誰もが幸せになれる、ぜひ身に付けたい生活習慣を紹介します。

浅川 勇男・著

(光言社・刊『幸福を引き寄せる家庭の生活習慣』より)

第三部 幸福を引き寄せる夕べの生活
愛の心で通じ合う家族

 幸福な家庭、それは明るく温かい家族生活です。心の通い合った家族です。夫と妻との心が通い合えば夫婦円満、親子の心が通い合えば親子円満、嫁姑(しゅうとめ)の心が通じれば三世代円満になります。

 夫(プラス)と妻(マイナス)が一つになると、愛の電流が流れて、愛の照明と愛の暖房が家庭にあふれるのです。

 家庭不和はその反対に、家族の心が通じ合わないことです。夫婦の心が通じ合わず、お互いが何を考えているのか分からなければ夫婦円満になれません。子供の苦しみを親が理解できず、親の苦労を子供が感謝しなければ、親子円満にはなれません。家族は同居していても、心は別居状態です。家族が互いに心を閉ざしていて、愛の電流が切断されているのです。

 実は、誰もが二つの「おうち」に住んでいるのです。一つは住居、もう一つは「心のおうち」です。住居に入るときは、玄関のドアを開けるように、「心のおうち」も心のドアを開けて入るのです。厳重に閉じられた心のドアはどうしたら開けるのでしょうか?

 お金で開きますか? 確かに開きますが、ドアを少しだけ開けて、お金をもらったらすぐに閉じます。では、地位や権威で開きますか?「俺は夫だ」「私は姑だ」「親だ」と言って威圧すれば、開かれるでしょうか? 逆に、もっと固く閉じてしまうでしょう。

 文鮮明先生は、「愛する心があれば誰でも心を開く」と言われます。

◎ポイント
夫婦、親子、嫁姑が心を通わせる。

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 次回は、「犬に学ぶ『ひたむき』な愛」をお届けします。


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