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幸福を引き寄せる家庭の生活習慣 58
犬に学ぶ「ひたむき」な愛

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第14弾として、「幸福を引き寄せる家庭の生活習慣」を毎週火曜日配信(予定)でお届けします。
 実行すれば誰もが幸せになれる、ぜひ身に付けたい生活習慣を紹介します。

浅川 勇男・著

(光言社・刊『幸福を引き寄せる家庭の生活習慣』より)

第三部 幸福を引き寄せる夕べの生活
犬に学ぶ「ひたむき」な愛

 年に一度もご主人を散歩に誘わない奥さんが、なぜ毎日、愛犬を散歩に連れていくのでしょうか。いつも猫を膝で抱っこして頭をなでてあげるご主人が、なぜ奥様に声さえかけないのでしょうか。どうして、犬や猫がこれほど愛されるのでしょうか?

 まず、犬について考えてみましょう。犬は、ご主人に対して「ひたむき」なのです。ご主人がコンビニに入れば、犬は「ひたむき」にご主人を待っています。ドアが開くたびに、ご主人を探し、ご主人が出てくると、嬉(うれ)しそうにはしゃぎます。これがたまらなく愛しいのです。「先に帰るね」とあっさり去っていく奥さんとは違います。

 犬は主人のために献身的に働いています。夜、泥棒が家に侵入しようとすれば吠(ほ)えて追い払います。社会奉仕にも献身的に取り組んでいます。盲導犬、警察犬、空港では麻薬発見係、被災地では行方不明者を捜します。犬は「ひたむき」に愛の実践をしています。

 夫婦が互いに「ひたむき」に愛し合えば、円満な関係が結ばれるのです。反対に、夫婦が互いに、犬の「ひたむき」に劣るとき、亀裂が入るのです。

 文鮮明先生が幼い頃、とてもかわいがっていた犬がいました。次の文の、「犬」という言葉を、「妻」とか、「夫」に換えて読んでみてください。きっと夫婦のあり方が見えてくるはずです。

 「利口な犬で、学校から戻ってくると家の外の遠くまで迎えに来ました。私を見つけるとうれしそうにするので、いつも右手で触ってやりました。そのせいか、たまたま私の左側に来ても、さっと回って右側に来て、私に顔をこすりつけてきます。……『こいつ、愛が何であるのか分かるのか。それほど愛がいいのか』。動物も愛を知っています」(『平和を愛する世界人として』50ページ)

◎ポイント
夫婦円満には愛の「ワンチャンス」を逃さない。

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 次回は、「猫に学ぶ愛される秘訣、『可愛いげ』」をお届けします。


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