https://www.kogensha.jp

幸福を引き寄せる家庭の生活習慣 56
兄弟が助け合って生きる

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第14弾として、「幸福を引き寄せる家庭の生活習慣」を毎週火曜日配信(予定)でお届けします。
 実行すれば誰もが幸せになれる、ぜひ身に付けたい生活習慣を紹介します。

浅川 勇男・著

(光言社・刊『幸福を引き寄せる家庭の生活習慣』より)

第三部 幸福を引き寄せる夕べの生活
兄弟が助け合って生きる

 人は様々な人間関係の中で生きています。学校の友達、職場の同僚、町内の知人……。その中でも、兄弟姉妹は特別な愛情でつながっています。同じ父母から生まれたからです。兄弟とはありがたいものです。兄は父の代わりになって弟妹を世話します。姉は母の代わりになって弟妹の面倒を見ます。

 兄弟は互いに助け合って生きていきます。そこには利害関係や競争はありません。宿命的な愛の絆(きずな)で結ばれているのです。兄がいて姉がいるから、父母に話せない悩みを打ち明けられ、弟妹たちは人生の試練を越えていけるのです。

 では、父母の喜びは何でしょうか? 子女たちが父母を愛することでしょうか? それもありがたく感謝なことですが、父母を愛する以上に、兄弟同士が互いに愛し合い、助け合う姿を見ることが喜びなのです。食事を分け合って食べる子女たちの姿が父母を限りない歓喜へ誘(いざな)うのです。文鮮明先生は言われます。

 「父母は、子女たちが自分のために生きてくれるよりも、もっと兄弟同士で互いにために生きてくれることを願うのです。これが本当の父母の願いであることを、私たちは知っています。ですから、真の兄弟は、自分を中心として自分のために生きるところにいるのではなく、自ら『ために生きよう』とする兄弟の間に、真の兄弟と、愛の兄弟と、幸福の兄弟と、平和の兄弟が設定されるのです」(『愛天愛人愛国』83~84ページ)

◎ポイント
父母は、兄弟が互いにために生きてくれることを願っている。

---

 次回は、「愛の心で通じ合う家族」をお届けします。


◆「幸福を引き寄せる家庭の生活習慣」を書籍でご覧になりたいかたはコチラ