2021.10.12 12:00
幸福を引き寄せる家庭の生活習慣 55
父母は私の愛と命の根源
アプリで読む光言社書籍シリーズ第14弾として、「幸福を引き寄せる家庭の生活習慣」を毎週火曜日配信(予定)でお届けします。
実行すれば誰もが幸せになれる、ぜひ身に付けたい生活習慣を紹介します。
浅川 勇男・著
第三部 幸福を引き寄せる夕べの生活
父母は私の愛と命の根源
私たちは父母の愛から生まれ、父母の愛によって育てられました。親から愛された覚えがない、などと反発する子供がいますが、とんでもない話です。
私たちは、物心がつく前に、たっぷり父母から愛されていたのです。母は陣痛の痛みを耐え、「私」という命をこの世に生んでくれたのです。夜、泣き叫べば、父母は起きてあやしてくれました。父母は睡眠時間を削って愛してくれたのです。臭いのする大小便の世話もしてくれました。
親の食事を減らしてでも食事を与えてくれました。病気で苦しめば、父母は自分の命を捧げてでも治したいと切願したのです。父母の生命をかつお節のように削って養ってくれたのです。
父母があって、私がいるのです。父母は愛と命の根源なのです。それゆえ、結婚してからも、父母を最初に愛するのが道理です。なにか良いことがあったら、まず父母に捧げるのです。夫は良い服を妻に買って着せる前に、まず、父母に買ってあげるのです。妻も、父母をさておいて、夫に「自分だけを愛してください」とは言えないのです。
文鮮明先生は父母への愛を、次のように語っています。
「孝の道を行く人は、自分の生活の中で良いことがあれば、まず父母のことを思います。……御飯を食べるときも、父母に侍って食べなければなりません。お粥(かゆ)を食べて暮らしていたとしても、そのような心をもたなければならないのです。父母に侍る生活をしなければなりません」(『愛天愛人愛国』72〜73ページ)
◎ポイント
父母に感謝し、真心を込めて愛する。
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次回は、「兄弟が助け合って生きる」をお届けします。