2021.09.24 22:00
【テキスト版】
ほぼ5分でわかる人生相談Q&A
幸せな人生の極意!
第56回 幸運を呼び込むためにはどんな習慣づくりをしたらよいですか?
ナビゲーター:阿部美樹
皆さん、こんにちは!
今回の質問は、「幸運を呼び込むためにはどんな習慣づくりをしたらよいですか?」という質問です。
幸運を呼び込むために短時間で簡単にできる習慣を三つ紹介します。これは、何か特殊な能力や努力も要らず、意識さえすれば誰にでもできる内容です。
第1の習慣は、姿勢を正すことです。
風水では、背骨は「龍の道」といわれ、運気は背骨を通って真っ直ぐ上がっていくと考えられています。
自信がない人や落ち込んでいる人の姿勢は猫背になっていることが多いように、猫背だと運気が滞ってしまいます。
反対に、自信に満ちた人や健康体の人は背骨が真っすぐで姿勢が良い傾向にあります。そのように、姿勢を真っすぐに良くすることで運気が一気に上がりやすくなるということです。
どのスポーツも姿勢を正すことは基本であり、最大のパフォーマンスを発揮する土台になります。
また、姿勢は脳にも大きな影響を与えます。姿勢を良くするだけで、脳は幸福感を感じて気分が良くなります。ですから、ポジティブだから姿勢がいいというよりも、「姿勢がいいとポジティブになる」ということもできます。
第2の習慣は、口角を上げて笑顔でいることです。
口角を上げると顔全体が自然に笑顔になります。口角を上げることで、脳が良いことがあったと錯覚します。そして、幸せホルモンであるセロトニン、エンドルフィンが分泌されます。
口角を上げることで脳が錯覚するという特徴を利用して、いつでも意図的に幸せを感じることができるということです。
口角を上げるだけでなく、「ありがとう」という感謝の言葉、「うれしい、楽しい」という幸せ言葉、「良かった、ラッキーだ」という幸運を呼び込む言葉を口にすることも効果的です。
第3の習慣は、深呼吸をすることです。
深呼吸は自律神経を整えるのにとても効果的です。自律神経は交感神経と副交感神経からなっています。
交感神経とは、日中などに仕事やアクティブな活動をしている時に優位になる神経であり、副交感神経は、リラックスしている時に優位になる神経です。
呼吸が浅くなると、交感神経が優位になり、心から安心したリラックスできない状態になることが多くあります。
そのような時、深呼吸をすることで自律神経のバランスを整えることができます。
深呼吸とはゆっくり吸ってゆっくり吐くわけですが、息を吸った時は交感神経が優位になり、息を吐く時は副交感神経が優位になりますので、吐く時間を長くすることが大切になります。
日常の生活を振り返ってみても、何かショックなことがあった時は、「えっ」と息を吸いながら驚きます。反対に、安堵(あんど)するときは、「ふー」と息を吐き出すように、呼吸と心の状態は深いつながりがあるからです。
深呼吸を通して自律神経が整った状態となり、リラックスして精神が安定すると、自己肯定感も高まります。自然体で生きることができ、自分をありのまま受け入れることができるからです。
このように、「姿勢を正す」「口角を上げて笑顔でいる」「深呼吸をする」という、幸せな心と幸せな人生になるための三つの習慣を絶えず心掛けて生活してまいりましょう。
皆さんからの質問をお待ちしています。
「人生相談Q&A」で、ほぼ5分でお答えいたします。
また、お会いしましょう!