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幸福を引き寄せる家庭の生活習慣 50
笑う門には福きたる

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第14弾として、「幸福を引き寄せる家庭の生活習慣」を毎週火曜日配信(予定)でお届けします。
 実行すれば誰もが幸せになれる、ぜひ身に付けたい生活習慣を紹介します。

浅川 勇男・著

(光言社・刊『幸福を引き寄せる家庭の生活習慣』より)

第三部 幸福を引き寄せる夕べの生活
笑う門には福きたる

 笑いは幸運を引き寄せます。しかし、状況を見極めて笑わないと不幸を招きます。夫が転んだときに笑えば、あざ笑いになり、夫婦げんかになります。包丁を手にしてにやりと笑うと、不気味な笑いになり、夫に恐怖を与えます。

 笑いは相手によっても変えなくてはなりません。文鮮明先生は、次のように言われます。

 「夫に対しては、『きゃっきゃっ』と喜んで笑うのですが、舅(しゅうと)に対しては、夫に対して笑うのと同じように笑ってはいけません。そのときは、声を出さずに唇から、目から笑うのです」(『愛天愛人愛国』78ページ)

 夫に対しては大声で高笑いをしても、同じ笑い方を舅にすると、無作法な嫁と思われかねません。

 では、笑顔が最も大きな幸運の効果をもたらすのは、どんなときでしょうか? それは、困難に遭遇したときです。家族や人間関係が難しいとき、仕事がうまくいかなかったとき、お金がないとき、そんなときに暗い顔をしていたら、ますます不幸になってしまいます。最も大きな不幸は、お金を失ったことではなく、笑顔を失ったことなのです。

 「町内で一番貧しくても、『私たちが一番裕福に暮らしている』と、このように考えなさいというのです。これが素晴らしいことです。三食、四食を抜かしても、顔が平和で、にこにこ笑い、希望に満ちた顔をして歩く、そのような女性を迎えた新郎は、不幸にはなりません」(同、67〜68ページ)

 笑顔は、不幸なときにこそ、幸運を引き寄せる効果を発揮するのです。桜は春にしか花を咲かせませんが、人は冬でも、笑顔で幸福の花を咲かせることができるのです。

◎ポイント
困難なときでも笑顔を失わない。

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 次回(9月14日)は、「真心を込めて料理を作る」をお届けします。


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