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幸福を引き寄せる家庭の生活習慣 49
悪い言葉をダイエット

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第14弾として、「幸福を引き寄せる家庭の生活習慣」を毎週火曜日配信(予定)でお届けします。
 実行すれば誰もが幸せになれる、ぜひ身に付けたい生活習慣を紹介します。

浅川 勇男・著

(光言社・刊『幸福を引き寄せる家庭の生活習慣』より)

第三部 幸福を引き寄せる夕べの生活
悪い言葉をダイエット

 幸せになるためには、感謝する心、ために生きる心で、真の愛の言葉、良い言葉、善なる言葉、称賛する言葉のみを使うようにしなければなりません。どんなに憎い人、悪い人がいても、相手の人が良い人だと思って話し続けていくと、その人は良い人になっていきます。

 ご主人を思いやりのない夫と思っている奥さんが、「良い夫だ」と思い込んで、良い言葉を語り続けていくと、良い夫になっていくのです。愛の言葉の力が、人の心を変えるのです。人間関係は、自分の語った言葉の作品なのです。

 言葉はいったん口から出たら、もはや、自分では主管できません。燃えるごみや燃えないごみは回収車が来ますが、悪い言葉の回収日はないのです。悪い言葉は見えない言葉のごみです。ごみがばい菌を引き寄せて体を蝕(むしば)むように、悪い言葉は、聞いた人の心で憎しみや怨(うら)みの塊になるのです。

 言葉は一度出てしまえば、二度と拾って入れることができません。だから、言葉が口から出る前に、人を喜ばせる言葉なのか、苦しませる言葉なのかを吟味してから語らなければなりません。

 健康のためにダイエットするように、幸せになるためには“言葉のダイエット”を要するのです。

 「皆さんは言葉を瞬時に語りますが、その一言を間違えると、それが一年間も影響するのです。一瞬に間違った言葉を、一年間もかけて清算するようになるというのです」(『愛天愛人愛国』60ページ)

◎ポイント
言葉を発する前に、良い言葉か悪い言葉かを吟味する。

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 次回(9月7日)は、「笑う門には福きたる」をお届けします。


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