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スマホで立ち読み Vol.12
自己牧会プログラム 16

編集・世界平和統一家庭連合「自己牧会プログラム」編集委員会
(光言社・『自己牧会プログラム─「囚われの自分」からの解放を目指して』より)

 スマホで立ち読み第12弾は『自己牧会プログラム』です。
 本書は真の父母様のみ言と解説、それに基づいた実践(ワーク)を紹介しています。
 ここでは、書籍の内容を一部抜粋してお届けしてまいります。

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6章 人を愛する実践

1. 四大心情圏の定着点と良心

◆み言
 良心の真ん中が、肉身と良心がつながる愛の四大心情圏なのです。子女の愛、兄弟の愛、夫婦の愛、父母の愛、そのような愛が完成した一点というのは、結婚の初夜の愛をつなぐ所に定着するのです。ですから、神様はどこにいらっしゃるのかというと、愛の生殖器、愛の一体の元に住んでいらっしゃるというのです。
(『文鮮明先生の日本語による御言集 特別編188ページ)

 神様は男性と女性を分けておいてつくられました。分けておいて相対的距離があり、出会う衝撃的な愛を感じさせたのです。
 ですから、相対が必要であることを知らなければなりません。……生殖器が、なぜ生まれたのでしょうか? 愛のため、生命のため、血統のため、良心のために生まれたのです。生殖器を通さずしては、愛も生命も血統も良心もないのです。
(『ファミリー』19974月号、10ページ)

■み言解説
 神様と人はどこで出会うのでしょうか? 四大心情圏が定着する一点とはどこなのでしょうか? 皆様はどう思いますか? それは、神様が願った愛の定着地、すなわち結婚の初夜の愛をつなぐ所に定着するというのです。そして、その場所を通さずしては、愛も生命も血統も良心もない、と真のお父様はおっしゃっておられます。

 お父様のみ言(ことば)の重要なポイントが、この一点に含まれています。

四大心情圏はすでに私のただ中にある

 この章の少し後で、「目を見つめ合って共に喜ぶ」ワークという内容が出てきます。夫婦の愛・親子の愛を育むために取り組むものです。
(参照→p168

 このワークに取り組むと、夫(妻)が自分の息子(娘)のように、あるいは兄妹や姉弟のように、父親(母親)のような存在に感じられてきて、相手が自分になくてはならない存在であることに気づき、尊敬し、慕わしく思い、愛(いと)おしさを感じる「私」であることが理解できるでしょう。四大心情圏というのは、良心(=本心)を基にして築かれるのです。

 四大心情圏などとても完成できない! 愛などというものは私にはない!と思っている方もおられるかもしれませんが、夫婦で「目を見つめ合って共に喜ぶ」ワークに取り組んでみると、私の中に、すでに相手を慕わしく思う心情や愛したくてたまらない気持ちがあることが分かるはずです。四大心情圏や愛は、良心を基にして築かれ、初愛の場所に定着するのです。
(→参照『文鮮明先生の日本語による御言集 特別編188ページ)

 真のお父様は、黒板に「真の愛の中心」と書かれて、「良心の真ん中が、肉身と良心がつながる愛の四大心情圏なのです。子女の愛、兄弟の愛、夫婦の愛、父母の愛、そのような愛が完成した一点というのは、結婚の初夜の愛をつなぐ所に定着するというのです」と語られました。そして、「生殖器を通さずしては、愛も生命も血統も良心もない」と語っておられるように、私たちは「純潔」と「貞節」の人生を過ごすことで、良心を定着させなければなりません。神と人間の愛が完成する一点、良心を定着させるための歩みをしなければならないのです。

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 書籍ではこの他に二つのみ言と四つのみ言解説が掲載されています。気になるかたは、ぜひ本書でお確かめください。

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 次回は、「WORK⑯家族に感謝を伝える」をお届けします。



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