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スマホで立ち読み Vol.12
自己牧会プログラム 15

編集・世界平和統一家庭連合「自己牧会プログラム」編集委員会
(光言社・『自己牧会プログラム─「囚われの自分」からの解放を目指して』より)

 スマホで立ち読み第12弾は『自己牧会プログラム』です。
 本書は真の父母様のみ言と解説、それに基づいた実践(ワーク)を紹介しています。
 ここでは、書籍の内容を一部抜粋してお届けしてまいります。

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5章 本性を引き出すための祈り

ワーク紹介
WORK⑬「神の祝福を願う祈り」ワーク

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WORK⑬の解説

 嫌いな人、近寄りにくく一つになれない人、憎んでいる人の祝福を願って祈ることは大変難しいことです。「神の祝福を願って祈る」ということを聞いただけで、「そんなことはできない」と思うかもしれません。
 ですが、まずは形からでもいいので始めてみてください。それがポイントです。最初は、心の底から思えなくてもいいので、まず実践して、心の中で唱えてみるのです。声に出さなくても大丈夫です。そうすると、本当に不思議なことに、嫌な気持ちが去っていくのです。心が平安になっていきます。これは即効力があります。実践すればすぐに感じます。

 結局、自分や周りの人々を否定しているから、苦しみを心に感じてきたのです。しかし、この内容を心で唱えてワークをしていけば、自分や周りの人々を受け入れていくことができるようになり、嫌な気持ちが収まり、消えていきます。そして、あなたが持っている本性、自由と平和と統一と幸福があなたにも戻ってきます。本然の自分になることができるのです。本然の自分は誰も、また何も憎んでいないのです。許して、愛して、一つになって、感謝しているのです。このようにして本然の自分を取り戻すことができるのです。

 この内容を実践しながら、伝道活動をしている兄弟姉妹たちが増えてきています。出会う人、出会う人に対して、「この人が幸せでありますように」と「神の祝福を願う祈り」のワークをしながら歩みます。「いつもありがとうございます。元気でいてくれてありがとうございます。素晴らしい生涯になりますように」と心で祈り、愛することを実践していくのです。
 そうすると、次第に自分の中に真の愛が育ち、神様の神霊と共鳴するようになり、自らの内から喜びがあふれてくるようになります。そして、そのような生活をすると、各自の霊人体が成長し、光を放つ生霊体となっていくのです。街の雑踏や路地裏でも、どこであっても、そこが天国のように感じられる自分になるのです。

 心の中に天国をつくる自分になれば、すべてのものがそのように見えてくるということです。真の愛の花を心の中に咲かせる、そんな祈りのワークになります。するとどんどん心が晴れていき、固く閉ざされていた心がすべての人、すべてのことに対して開かれ、堕落性が少しずつ脱げていくのです。

 ある中学1年の学生が、部活動でどうしても好きになれない人がいたのですが、その人の上に、神様の祝福があるよう願って祈ったそうです。すると翌日、その好きになれない人が近寄って来て「一緒に遊ぼう」と言ってきたというのです。あんなに嫌いだった人と喜んで一緒に遊ぶことができ、祈りの強さを実感したのです。
 「神の祝福を願う祈り」のワークは、中学生ぐらいでも実践できる内容ですし、この祈りを通して本然の自分に気づき、そこに帰っていくことができます。お父様が言われたように、嫌な人の上に、神様の祝福があるように祈ってあげれば、自分自身の心が神様と共にあるのです。

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 第5章では、この他に以下の内容が掲載されています。気になるかたは、ぜひ本書でお確かめください。

WORK⑬のワーク実践の証し、ワークシート
WORK⑭「孝情を啓発するための祈り」のワーク

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 次回は、「第6章 人を愛する実践」をお届けします。



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