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幸福を引き寄せる家庭の生活習慣 33
掃除は、家屋への愛の実践

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第14弾として、「幸福を引き寄せる家庭の生活習慣」を毎週火曜日配信(予定)でお届けします。
 実行すれば誰もが幸せになれる、ぜひ身に付けたい生活習慣を紹介します。

浅川 勇男・著

(光言社・刊『幸福を引き寄せる家庭の生活習慣』より)

第二部 幸福を引き寄せる昼の生活
掃除は、家屋への愛の実践

 私たちは、多くの万物に支えられて生活しています。特に、世話になっているのが、家屋です。私たちは床の上で生活しています。床はいつも水平を保っています。斜めになったら、家屋は傾いてしまいます。暴風雨になっても、住む人が安心して安らげるのは、屋根、壁、窓ガラスが、風雨を防いでくれているからです。もし、屋根や壁が歪(ゆが)んだら、家は崩れてしまいます。壁や柱は、毎日、垂直に立ち続けて住む人を守っています。

 このように守ってくれる家屋を愛するのが「掃除」です。愛の実践なのです。いつも主人から足で踏まれている床や畳は、特に愛さなければなりません。毎日、風呂に入っていながら、床を一度も掃除しなければ、床は不平不満を訴えるに違いありません。

 「自分は毎日風呂に入って汚れをとっているのに、どうして私の体を拭いてくれないの! 腹が立つわ」

 ところが、三日に一度しか風呂に入らない人が、毎日床を掃除してあげたら、どうでしょう。床は感謝して一生懸命支えてくれるでしょう。

 文鮮明先生は言われています。

 「心が良くないと思う環境や不便なものを片づけて、きれいにします。水道やトイレが汚れていれば、掃除するのです」(『愛天愛人愛国』125ページ)

 「人のために生きることが生活化されていなければなりません。……人のために生きようとするので、朝早く起きて掃除をし、汚れている所をきれいにしてから、その日の仕事を始めるのです」(同、124─125ページ)

◎ポイント
汚れている所をきれいに掃除してから仕事を始める。

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 次回(5月18日)は、「家を清め、神様をお迎えする」をお届けします。


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