2021.04.14 12:00
スマホで立ち読み Vol.12
自己牧会プログラム 8
スマホで立ち読み第12弾は『自己牧会プログラム』です。
本書は真の父母様のみ言と解説、それに基づいた実践(ワーク)を紹介しています。
ここでは、書籍の内容を一部抜粋してお届けしてまいります。
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第3章 正午定着を目指して
1. 自覚(=本然の自分)を取り戻す ── 意識を「今ここ」に
◆み言
どのような境遇でも皆様の心と体を一つに統一して暮らさなければなりません。私も、いち早く天の道を決心しながら、「宇宙主管を願う前に自己主管を完成せよ!」という標語を掲げ、悲壮な覚悟で出発しました。天は既に、皆様がこの目的を達成する道案内として良心を下さいました。良心は、皆様の師よりも先に、皆様に関して隅から隅まで知っています。皆様の一挙手一投足はもちろん、考えまでもすべて見通しているのです。また良心は、皆様の父母よりも皆様に関して先に知っています。さらには、皆様の良心は、神様よりも皆様をよく知っています。したがって、皆様の人生の中で良心を神様の代わりの位置に立て、影のない正午定着の人生で絶対服従の道を行けば、皆様は間違いなく心と体の共鳴圏を形成し、統一を完成するでしょう。
(天一国経典『天聖経』1405ページ)
■み言解説
「基元節」以降、特に四大聖物伝授と聖酒式からは、正午定着(心と体の統一)という内容がさらに重要になってきています。正午定着と良心(=本心)の声を聞くことは、切り離すことができないので、一緒に学んでいきましょう。
「正午定着」をなしてこそ、個性完成、家庭完成をすることができます。良心と肉身が一つになって、心と体の共鳴圏が形成されるのです。影のない「正午定着」の人生で、良心に体が絶対服従する道を行けば誤った道に行くことはないのです。ですから、「正午定着」をしないと良心の声を聞くことができないのです。
もう一つ、三大主体思想というみ言(ことば)があるのですが、ここにも90度、直角、垂直という言葉が出てきます。
「良心の作用の中で、最高、最上の機能が正に、真の父母、真の師、真の主人の役割の機能です。言い換えれば、良心は、私たちが生まれたときから真の父母、真の師、真の主人の位置で私たちの生を指導し、教育する、神様の代身者であるということです。私たちの一挙手一投足を、一時も逃すことなく導き、監視する責任が良心の機能だということです。
……人類を、90度の角度の垂直の道に再び連結させてくれる真の父母、真の師、真の主人の道、すなわち良心を主人として侍って生きる真理の人生を、直接実践して見せてくださる方が、正にレバレンド・ムーンだということです」
(『平和神経』328~330ページ)
良心は、私たちが生まれたときから真の父母、真の師、真の主人としての位置で私たちの“生”を指導し、教育する、神様の代身者であり、私たちを一時も逃すことなく導き、監視するという役割を果たすというのです。
では、良心はどのようにすれば、真の父母、真の師、真の主人として私たちを力強く導いてくれるのでしょうか?
それは、「正午定着」(心身一体)を成した自覚を取り戻した位置においてです。自己中心的な囚(とら)われの思いから解放された位置です。
自己中心的な思いは、許せない、愛せない、一つになれないなどという嫌な思いとなって妄想の中へ私を引きずりこもうとします。良心の声に気づいて、自覚を取り戻すと、良心との対話がスムーズにできるようになります。これこそが、本然の自分を取り戻した位置、すなわち「正午定着」した90度の位置、直短距離で神様と一問一答できる位置なのです。
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書籍ではこの他に二つのみ言が掲載されています。気になるかたは、ぜひ本書でお確かめください。
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次回は、「2. 心と体を90度の位置(正午定着)に導く良心」をお届けします。