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統一原理127のポイント 105
第一次世界的カナン復帰路程のメシヤを迎えるための条件

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第8弾、「統一原理127のポイント」を毎週日曜日配信(予定)でお届けしています。

(光言社・刊『統一原理127のポイント~百日修練会の試験問題と模範解答から』より)

第二章 モーセとイエスを中心とする復帰摂理
104 第一次世界的カナン復帰路程における、メシヤを迎えるための条件に関して説明してください。(『原理講論』、404〜408ページ)

 第一次世界的カナン復帰路程において、「信仰基台」を復帰しなければならなかった中心人物は、洗礼ヨハネでした。メシヤ降臨準備時代の四〇〇年間の「サタン分立基台」の上に立っていた彼は、荒野でいなごと野蜜とを食べながら、メシヤを迎えるために、天に対する忠孝の道を立てたので、「四十日サタン分立基台」が立ち、第一次世界的カナン復帰のための「信仰基台」をつくることができたのです。

 ユダヤ人たちは、洗礼ヨハネを信じ、彼に従ったならば、彼らは「堕落性を脱ぐための蕩減条件」を立て、「実体基台」を復帰することにより、「メシヤのための基台」を復帰することができたのです。しかし、洗礼ヨハネはイエスを疑うようになり、「実体基台」を立てるに当たってのアベルの位置を離れてしまいました。これによって、ユダヤ人たちがイエスの前に出ていく道をふさいでしまい、彼らがイエスに逆らう立場まで押しやってしまったため、ユダヤ人たちは、「堕落性を脱ぐための世界的蕩減条件」を立てることができず、「メシヤのための基台」を造成することができなくなったのです。

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 次回(3月28日)は、「イエスが三大試練を受けた理由と、その内容を説明してください」をお届けします。