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統一原理127のポイント 104
メシヤのための民族的基台はいかにして造成されたか

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第8弾、『統一原理127のポイント~百日修練会の試験問題と模範解答から』を毎週日曜日配信(予定)でお届けしています。

(光言社・刊『統一原理127のポイント~百日修練会の試験問題と模範解答から』より)

第二章 モーセとイエスを中心とする復帰摂理
103 メシヤのための民族的基台はいかにして造成されたか、また、なぜそのときにメシヤが降臨されなかったかを説明してください。(『原理講論』、399ページ)

 ヨシュアは、モーセが立てた第二次路程の「信仰基台」の上に立ち、幕屋のための「信仰基台」の上で、偵察四十日のサタン分立期間を信仰と忠誠をもって立てたので、「幕屋のための基台」が造成されました。モーセを中心とした外的イスラエルは、全部荒野で倒れてしまいましたが、荒野生活中に出生した内的イスラエルは、モーセの身代わりであるヨシュアを中心として忠誠を尽くし、契約の箱を信奉してカナンに入り、民族的カナン復帰路程の「実体基台」がつくられ、「メシヤのための民族的な基台」が造成されるようになったのです。

 ところが、そのとき既に、堕落人間たちがサタンを中心として、エジプト王国などの巨大な王国を建設し、天の側の復帰摂理と対決していたので、サタンと対決し得る天の側の王国が建設される時までは、メシヤは降臨なさることができなかったのです。

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 次回(3月21日)は、「第一次世界的カナン復帰路程における、メシヤを迎えるための条件に関して説明してください」をお届けします。