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日本統一運動史 24
日本に真の御父母様を迎える準備時代⑧
小室宏之氏、入教

 『日本統一運動史~文鮮明先生御夫妻と日本の統一教会および統一運動の歩み』を再配信します。
 創立40周年の際に発刊されたこの書籍は、日本における文鮮明・韓鶴子総裁ご夫妻の貴重な歴史的足跡と、多岐にわたる統一運動の歴史をまとめた一冊です。
 今、改めて読んでおきたい、日本の統一運動の歴史を振り返る連載です。

歴史編纂委員会・編著

(光言社・刊『日本統一運動史~文鮮明先生御夫妻と日本の統一教会および統一運動の歩み』より)

第三章 日本に真の御父母様を迎える準備時代

三、草創期を築いた人々の歩み

(2)草創期初期の伝道と入教者の証し

7. 小室宏之氏、入教(1960. 10)
◇小室宏之氏の手記
 「丁度私の誕生日だった2月26日、…御父母様から送られてきて家の庭先に蒔いた4個のイチョウは根を土中にしっかり張って土台を造り、5月5日に土を頭上に盛り上げてかわいい芽を出した。芽が出るのが待ち遠しくて何度か手で掘ってみたこともあった。いよいよ最初の四位基台の芽が出そろった時、記念写真をパチリ。…この樹は冬という蕩減期間を越すたびに少しずつ太くなっていくというものなので、大木になるのは、ずっと先のことだろう。そしてその時には私たちの子孫がこの四位基台の樹の下でギンナンを拾いながら成約時代の祖先の苦労を思い浮かべ喜んでくれるに違いないなどと色々に想像すると実に楽しい。その日のためにも今日の私たちは子孫に恥をかかぬ立派な祖先となるために全力を尽くして闘わねばならぬと決意を新たにするのである。」(『成約新聞』第15号、1962.6.15付より)

▲小室宏之氏(右端、1962.3)

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 次回(3月19日)は、「日本に真の御父母様を迎える準備時代⑨」をお届けします。


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