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『祝福家庭』96号(2020年 春季号)
小山田秀生先生の自叙伝
「真の父母様の御跡を慕って」

海洋摂理Ⅱ 真の父母様から学んだ釣り
〜真のお父様に“釣られた”私〜

 私は約50年間、釣りをしてきましたが、私の釣りの師匠は真の父母様です。
 ハドソン川には、お父様がよく釣りをされることから、「ファーザーズ・ロック」と名付けられた岩があります。

 かつて、ベルベディアでの礼拝のあと、お父様から「ファーザーズ・ロック」に集められたことがありました。
 お父様が「きょう、釣りに行きたい者?」とお尋ねになったので、手を挙げました。
 お父様は、いかにも軽蔑するようなまなざしで私をご覧になり、「おまえなんか、船に乗れば嘔吐して甲板を這(は)いずり回るのが関の山だ」とおっしゃったのです。

 頭にきた私は、「いくらメシヤだといっても、言って良いことと悪いことがある」と思ったのです。
 しかし、それが“お父様の釣り”でした。

 私が“釣られた”のです。
 私は、いつもお父様から叱られ、頭にくることで“釣られてきた”のです。お父様は本当に私たちのことをよくご覧になっています。

 船上で私は「酔うものか 」と思っていました。
 すると、徐々に体が慣れて酔わなくなりました。

 おなかに水分がたまっていると酔います。酔わないためには、余分な水分を取らないことです。
 また、波で船が揺れる角度も影響します。揺れる場所にも慣れることです。

▲ハリバットを持つ小山田先生

 私は周りから、「お父様のいる所を、いつもついて回るのが小山田だ」と言われました。

 そのことを聞かれたお父様は、「なんでおまえを連れて回るのか。おまえは何ももたない男だ。金もない、何もない男だから、先生について回ったことだけが、おまえの宝物だ。それでおまえを連れて回るのだ」とおっしゃったのです。

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 こちらの内容は『祝福家庭』96号「海洋摂理Ⅱ 真の父母様から学んだ釣り」で詳しくお読みいただけます。
 このような内容が盛りだくさんの『祝福家庭』を、是非一度手にとってみてください。