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2017年04月07日

【青年学生局のページ】ダイジェスト版

1200人の大学生圏が2020年に向けて出征!
Japan TOP GUN College 2017年2月16~25日

 

 2月16日から25日までの10日間、韓国・清平(チョンピョン)のHJ天苑で、日本家庭連合の大学生圏を対象に、「真の父母様主管HJ天苑特別修練 Japan TOP GUN College(JTGC)」が開催されました。全国の青年部大学生会、CARP、STF、鮮文(ソンムン)大学と語学院の在学生、春から新大学生となる高校3年生、スタッフなど、1200人以上が集いました。

 

開会式
善進様ご夫妻が瞑想やプレゼントで修練生を激励
 

 

 開会式では、真のご家庭を代表して文善進(ムンソンヂン)・世界平和統一家庭連合世界会長ご夫妻をお迎えしました。天城旺臨宮殿の入口で列をつくってお迎えすると、ご夫妻は明るい笑顔で車を降りてこられ、修練生と親しく接してくださいました。

 

 善進様は、大聖殿の壇上に修練生と向き合って静かにお座りになると、「聞きたいことはありますか?」とおっしゃり、一人一人の質問に丁寧にお答えになりました。

 最初に質問した男性修練生は「本当に神様に出会いたい。どのようにしたら出会えますか?」と涙で声を震わせながら質問しました。善進様はひと言「その質問に感謝します」と添えられた後、真剣なまなざしで質問者を見詰めながら、優しく祈りの重要性を訴えられました。

 「リーダーとしてどのように苦境を乗り越えてこられましたか?」という女性修練生の質問には、「私もこのような責任を担えるとは思っていませんでした」と前置きし、真の父母様と共に超えてこられたことを証しし、励ましてくださいました。 

 善進様ご夫妻は修練生と共に瞑想しながら、怨讐を愛して一つとなることの大切さを諭してくださり、「隣の兄弟姉妹とハグしてください」と促されました。修練生は、善進様の語られる内容に感動し、周りの兄弟姉妹と涙ながらに抱き合っていました。

 

文姸娥様の講話
姸娥様が修練生一人一人とハグしてくださる

 

 3日目の夜、文姸娥(ムンヨナ)・世界平和女性連合世界会長をお迎えし講話のひとときを持ちました。姸娥様は「起きたとき、ご飯を食べるとき、いつも真の父母様がどんな心情なのか考えなければなりません」と語られ、真の父母様をよく研究し、真の父母様と一つになることの重要性を強調されました。

 

 講話の後は修練生とグループごとに写真を撮ってくださいました。姸娥様は壇上に上がってくる修練生一人一人と、2時間以上かけて握手し、ハグし、言葉を交わしてくださいました。姸娥様の温かい愛に包まれた時間となりました。

 

聖地巡礼
それまでの修練内容を土台に3コースに分かれて回る

 5日目、修練生たちは79台のバスで早朝から出発し、Aコース:天福宮(チョンボクン)→前本部教会→本部教会、Bコース:黒石洞(フクソクトン)→銅雀(ドンジャク)教会→漢南洞(ハンナムドン)、Cコース:野牧(ヤモク)→甲寺(カプサ)の三つのコースに分かれて聖地巡礼を行いました。 

Aコース

 天福宮では、真のお父様が2010年3月に天福宮で合唱をささげた日本の中高生に対して、「私が青年になって、この子たちと暮らしてあげたい」と語られた映像を視聴しました。二世圏に対して「先生以上に努力しなさい」、「未来に希望が待っているんですから」と語られるお父様のお姿を、語られた場所で拝見することにより、内容がより強く、深く修練生の心に響きました。

 前本部教会に到着すると、教会長からいきなりぞうきんが渡され、修練生は理由の分からないまま床を拭きました。するとその後、教会長から、前本部教会建設当時、真のお父様は手から血が出るほど精誠を尽くして掃除をされたという説明がありました。

 また、修練生は、真の子女様が幼少期を過ごされた部屋を訪ね、子女様がどのようにお過ごしになったのかを学び、真のご家庭をお支えする決意を固めました。 

Bコース

 黒石洞、漢南国際研修院で真のお父様が若き日に歩まれた足跡をたどりました。銅雀教会では教会長と長老、食口(シック)の皆さんが温かく迎えてくださいました。黒石洞は、当時19歳であったお父様が、お独りで天の父母様のみ意(こころ)を携えて深刻な思いで歩まれた場所であり、特に1945年からの7年路程、国と世界の救いのために歩まれた重要な場所です。当時のお父様と同世代である修練生は、その深刻な心情世界を相続できるように深く祈り求めました。

 また、漢南国際研修院では、孝進様と姸娥様が初めて出会われた部屋も見学し、真のご家庭の心情を尋ねるとともに、自らの祝福についても備えていこうと決意する時間となりました。

 

Cコース

 野牧、鶏龍山(ケリョンサン)甲寺へは片道3時間かかりました。甲寺では崔奉春(チュェボンチュン)(日本名、西川勝)宣教師(三十六家庭)が断食条件を立て、真のお父様と日本宣教出発の記念写真を撮った松の木を巡りました。日本教会、ひいては修練生自身の源流となった地を訪ねながら、命懸けで日本宣教に出発した崔奉春宣教師とその背後で精誠を尽くされたお父様をしのびました。

 崔奉春宣教師が日本宣教出発のため下山するときに歌ったという聖歌「召されし身」を讃美し、自らも真の父母様の証し人となっていく決意を涙の祈祷で奉献しました。

 

天正宮博物館まで行軍
修練生と親子の情を結んでくださった真のお母様

 

 10日目の午前、真のお母様にお会いするため、修錬苑から天正宮(チョンヂョングン)博物館まで修練生全員で精誠を込めて行軍しました。宋龍天総会長、徳野会長、李成萬(イソンマン)本部長が先頭を歩いて修練生を牽引しました。修練生は息を切らし、汗をにじませながらも、黙々と前進し、全員が無事に到着することができました。 

 

 真のお母様は開口一番、「皆さんの熱烈なパフォーマンスを見ながら1960年代を思い出しました」と語られ、お母様が聖婚された17歳のときの心情を明かされました。さらに真の父母として日本の大学生圏を愛し、激励してくださり、最後には「私はあなたたち一人一人をみな胸に記憶し、私が霊界に行くその日、あなたたちと共になしたという喜びを持って行きたいのです」と語られ、親子の因縁を強く結んでくださいました。

 

 式の最後には修練会勝利を祝福し、修練生全員にヘブンGバーガーと、男性にはネクタイ、女性にはスカーフをプレゼントしてくださいました。子女たちの姿を喜んでくださる真の父母様との出会いは、修練生一人一人の胸に深く刻まれました。

 

 JTGCを通して日本の大学生圏は真の父母様と完全に一つとなり、「孝情の光、全世界の希望たれ!」というスローガンを体恤(たいじゅつ)して、各地に出征していきました。天の願いを受けて大学生圏の希望の躍動が、ここから始まります。

 

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