筆者は1980年、IOWCの一員として、英国で40日開拓伝道を行いました。ロンドンの少し北にある任地に到着すると、筆者が最初に行ったのは奉仕活動でした。
「朝7時からまだ人通りのない目抜き通りのごみ拾いをした。そして昼間は家々を訪問し、『庭仕事か何か、お手伝いすることはありませんか』と尋ねて回った。
やがてあちこちの家から、庭仕事の依頼が来るようになった。庭仕事を通して親しくなると、そのうち、部屋の掃除や食器洗い、買い物なども頼まれるようになった。
40日の中盤を過ぎる頃になると、何軒かの家庭と親しくなり、私のことを心配して、たくさんの献品が集まるようになった。洗濯物まで面倒見てくれる人もいた。それらの家庭にはいつでも訪問でき、日常会話のように、自然に『原理』の内容を語れるようになっていった」
こうして筆者は、40日の最後に、親しい家庭を招いて真の父母様を証しすることができたのです。(写真↓)
黙々と奉仕をする中で、み言を語らずして地域の人の心をつかんでいった筆者の姿は、神氏族メシヤ活動の基本的な精神に通じます。
過去の回では、ドイツの風景や風物も紹介しています。
ライン河畔に建つドラゴン城
クヴェトリンブルクにあるロマネスク様式の木組みの家並み(世界遺産)
カーニバルの仮装パレード
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