真の父母様の御聖婚から出発した祝福
神氏族メシヤに関する摂理的な背景について考えてみます。
1960年4月11日(天暦3月16日)、真の父母様が人類歴史上初めて、天の祝福を受けて御聖婚なさることで真の父母として立たれ、人類救済のための第一次七年路程が出発しました。そして、3家庭(1960年)、33家庭(1961年)から72家庭(1962年)、124家庭(1963年)と、段階的に祝福の輪が広げられたのです。
1968年1月1日、「天の父母様(神様)の日」が宣布され、2月4日から第二次七年路程が出発したのです。真の父母様のご家庭が神様の直接主管圏に入られ、その勝利的基盤の上で同年2月22日に韓国で行われたのが、430家庭の祝福でした。
神氏族メシヤについて、真の父母様は次のように語られています。
「皆さんの家庭は、父母様の家庭と完全に一つにならなければならないのです。中心を離れた枝はあり得ません。お父様は、四百三十家庭を祝福する時に、『氏族メシヤになりなさい』と言いました。言い換えると、イエス様と聖霊と同じ使命、すなわち『復活したイエス様』と『聖霊』の実体として、その氏族を救う役事をする氏族メシヤになりなさいということです」(『真の父母経』四・二・二・12)
このように祝福の勝利圏を土台に、祝福家庭を中心としたところに、神氏族メシヤの出発点があります。すなわち第一次七年路程を経て、天の父母様と完全に一体となられた真の父母様は、祝福家庭を中心として氏族圏を収拾し、さらに人類全体を救済するための道を開いてくださったのです。
ゆえに神氏族メシヤは、祝福を通して人類を救済するために、祝福家庭に託された貴い使命なのです。
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