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2018年12月20日

『祝福家庭』90号(2018年秋季号)読みどころ紹介⑨
シリーズ「小学生教育Q&A」(第55回)

 

 

真の父母様の〝愛の香り〟

 1992年11月20日、韓国・ソウルの漢南国際研修院で真のお父様が日本宣教に関するみ言を語られました。その場には、6500双の祝福で韓日交叉祝福を授かった牧会者を中心に、多くの韓国人牧会者たちが集っていました。

 お父様は、その牧会者たちに対し、ご自身の代わりに日本に赴くことを願われ、多くの使命を託されました。その1つが、韓国語教育でした。お父様は、「これからは全員、外国語を3か国語以上できなければいけない」と激励されたのです。お父様は、韓国の食口たちから、「(韓国に)リーダーがいなくなって大変だ」と、今後の教会運営を心配する声が上がる中、優秀な牧会者たちを日本に送ってくださいました。

 私が高校生の時まで住んでいた神奈川県には、副教区長として赴任されました。その韓国人牧会者は、韓国の「成和学生会」でお父様から直接、指導を受けておられました。

 最初は、片言の日本語しか話すことができません。しかし、私たち二世の教育に強い関心をもち、二世の集会に顔を出しては「皆さんの夢は何ですか?」と問いかけてくださったのです。そのようにして、お父様が訴えてこられた「信仰1番、勉強1番」の目標を、私たちに伝統として受け継がせてくださいました。

 またその方は、相手がどんな立場の人であっても、変わらない姿勢で接しておられました。高齢者から幼児に至るまで、目の前にいる食口1人1人の目線まで下りていき、心を通わせてくださったのです。その姿は私の心に〝愛の実体〟として刻まれ、真の父母様の〝愛の香り〟に触れることができました。

 その交わりは、私が公職者を目指すきっかけになりました。私は、韓国の鮮文大学に留学して韓国語を習得。神学を修めた今、成和子女部の教育担当者となりました。真の父母様が送ってくださった牧会者から学んだ姿勢を手本に、二世や三世と接するようになったのです。

 私は、韓国語を学ぶことを土台にして、韓国の伝統文化や、真の父母様が、家庭連合や成和学生会に根づかせたいと強く願われた「心情文化」に触れることができました。

 子女を心情文化に触れさせるための最も理にかなった制度は、お父様のご指導のもとで始まった、中学からの韓国留学だと思います。しかし、全ての子女が留学できるわけではありません。その現状についてお聞きになったお父様は、夏休みに韓国の聖地を巡礼することを提案され、「韓国サマースクール」が開催されるようになりました。

 

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