天一国経典『天聖経』には、「自分が社会に出て働くことも、……愛を広げるため、愛の真価を現すためだと考えなさいというのです」というみ言があります。
働くことは、生活の糧を得る手段として必要なことですが、それ以上に大切なことがあるのです。
学校を卒業し、世の中に出ると、様々な種類の人に出会うことになります。学校とは違う人間関係が待っているのです。
親子ほどに年の離れた人と一緒に仕事をしたり、自分より年下の人に侍ったりすることもあります。
どんなに嫌なことがあっても、投げ出すことはできません。助けてくれる人が誰もいないかもしれません。しかし、そのような環境の中でこそ、自分の愛を広げることができるのです。
どんな人でも愛せるようになるために、そして、どんな環境でも、自分のことより、まず他の人のことを考えてあげられる人になるために、「働く」ということがあるのです。働くことを通して子供から大人に成長していく、と言ってもいいでしょう。
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