https://www.kogensha.jp/shop/detail.php?id=4294

青年の希望 19

 あの『文鮮明(ムン・ソンミョン)師御夫妻メッセージ集 青年の希望』が、30年の時を超えてBlessed Lifeに掲載されることになりました。
 「膨大な文師の講話集の中から、特に日本の青年に対して希望を与えようと、日本語で語られたもの」が選ばれ、まとめられたみ言集です。
 若い世代はもちろん、全世代にお読みいただきたい、読めば読むほど、元気が出てくるメッセージ集です。(一部、編集部が加筆・修正)


(光言社・刊『文鮮明師御夫妻メッセージ集 青年の希望』〈1995年11月10日初版発行〉より)

理想の拡大

 それでは、自分自身を完成させ、完全な配偶者に出会ったあとの、青年の理想とは何でしょうか。
 そのような男と女、そしてその家庭は、世界中のすべての人を友達にしたいと思うようになることでしょう。
 世界は、全世界の兄弟姉妹を見ているだけで幸福な人々の群れとなることでしょう。彼らが友達になればそれは麗しい光景となるでしょう。

 それは自分の国よりももっと神を愛するという信条を立てた群れです。そのような人たちこそ、世界中のいかなる者よりも、神を中心とした兄弟姉妹を愛することができるのです。
 それこそが、青年が目標とし得る、最高の理想ではないでしょうか。

 自分の配偶者を通じて、かつそれを乗り越えて、全世界の兄弟姉妹に愛を広げることのできる人は、成功した人です。唯一の成功した人です。
 その人は、神を中心にしているに違いありません。なぜならば、神なくして私たちは存在し得ないからです。

 もし人間を種子にまで凝縮するとすれば、その種子は何でしょうか。
 子供が生まれる前に両親がいます。だから両親が自分の根源、あるいは種子だというかもしれません。
 確かに両親は根源だといえます。なぜなら、種子は根源であり、根源から皆さんは生まれたからです。親、親、親、親……。そしてそれは究極の原因、つまり神にまでさかのぼっていくのです。

 すべての生き物の生の唯一の希望と目的は、それ自身の原因に似ることです。
 種子を調べてみましょう。一つの種子は必ず二つに分かれていながら、一つの袋に収まっています。そしてその小さな部分を取ってみると、それもまた違った袋に入っていて、かつまた二つに分かれています。どんなに小さな種子を例にとってみても、すべてがそのように分かれています。

 では、だれがそうしたのでしょうか。それは究極原因に相似しているのです。
 究極原因とは何でしょうか。神です。ですから神は、二性の内容、あるいは二性の性相を一つの不可欠な性質としてもたれているのです。そのほかのものも、すべてそうです。なぜなら、その原理を見習うからです。

 もう一つの例を挙げるならば、個人でさえ二つの要素をもっています。体と心です。もしそれらが互いに対立するならば、滅びます。
 種子の例において、種子の内部の二つの要素は、互いに相闘うでしょうか。決して闘いません。もし闘ったなら植物にはなりません。
 万物の霊長である人間はどうでしょうか。個人として、皆さんは一つになっていますか。皆さんは完成されていますか。
 もしそうでないなら、皆さんは生命を帯びていません。つまり、まだ種子になり切っていないということです。

 完成された男も女も、一つになっていなければなりません。男と女とが一つになるならば、彼らは幸福になります。
 どうして男と女は一緒になると幸福なのでしょう。なぜならば、そのようにして彼らは神に似、神に近づくからです。ですから彼らは幸福なのです。

 すべての個人は、根をもたなければなりません。そして幹をもたなければならず、それから葉をもたなければなりません。この三つが木を完成するのです。
 だれが皆さんの根ですか。皆さんの両親です。皆さんは、自分自身を完璧な幹にしなければなりません。

 すべての種子は、植物のすべての要素を含んでいます。ですから、種子を植えると根が出ます。根は何ものかから出てくるのですが、その何ものかが種子の中に入っていたからです。
 幹が出てくるのは、既に幹がその中にあったからで、そして幹から葉が出ます。葉が芽生えてくるのは、既に葉があったからなのです。

 木を見ると、それは閉じた円に似ています。
 なぜ? 神がそうだからです。神が丸いので、木も丸くなるのです。根元は丸く、幹も丸く、枝も丸いのです。丸いものは速く回転できるのです。どこへ行くのにも、たやすく走っていけます。それは、蹴ればどこへでもたやすく飛んでいくボールのようなものです。そのため皆さんは、自分の性格において何か丸い完全なものが必要なのです。

 あらゆるものは、三段階になっています。指でさえ、三つの段階、あるいは関節をもっています。そして腕は、手首と腕の上半分と下半分とからなっています。それはみんな三つです。また、頭・胴・足……なぜなら、それが神の原理だからです。
 ですから私たちは、根・幹・葉という三つの段階を発見するのです。皆さんが、これらの三段階と調和して生きるならば、世界は皆さんのものであり、神も反対しません。

(続く)

---

 次回は、「極端な個人主義は避けなさいをお届けします。

お気に入り