2020.12.29 12:00
幸福を引き寄せる家庭の生活習慣 14
先祖を愛する
アプリで読む光言社書籍シリーズ第14弾として、「幸福を引き寄せる家庭の生活習慣」を毎週火曜日配信(予定)でお届けします。
実行すれば誰もが幸せになれる、ぜひ身に付けたい生活習慣を紹介します。
文鮮明先生の自叙伝『平和を愛する世界人として』、『愛天愛人愛国』などのみ言を引用しながら、日々の生活で幸福を引き寄せるための60のコツを、コンパクトに説明しています。
浅川 勇男・著
第一部 幸福を引き寄せる朝の生活
先祖を愛する
「先祖を愛しなさい」と文鮮明先生は言われます。先祖の喜びは、子孫の先祖に対する愛にかかっているのです。子孫から愛される先祖の喜びを想定してみましょう。
「私は子孫にとてもよく接待されてうれしいわ。私の子孫は貧しいけれど、家族で先祖を大切にしてくれるのよ。おはぎはスーパーで買わずに、みんなで心を込めて作ってくれるし、きれいなお皿に先祖が食べられるようにお箸までそえてくれる。三歳の小さな子供まで可愛い手を合わせて、『ご先祖様、どうぞお召し上がりください』って言うのよ、涙が出ちゃうわ。だから、どんなことがあっても子孫を守ってあげるって、心から思っちゃう」
先祖はお供え物に込められた子孫の真心を受け止めるのです。
ところが、先祖に思いやりのない、形式だけのお供えをする子孫もいます。嘆く先祖の声を想定してみましょう。
「俺の子孫の供え物はひどすぎる。おはぎがプラスチック容器に入れたままだ。しかも、『二割引』ってシールが貼られたままじゃないか。お盆の数日前、夜八時過ぎに買いに行ったらしい。しかも、生前に俺が食べたことのないものが供えてある。先祖の気持ちなんて考えていないんだよな」
先祖は真心を込めた供え物で慰労されるのです。
文鮮明先生は、先祖の事情と心情をよく理解してあげ、天国に導いてあげるのが先祖への真の愛だと言われます。
「先祖の解放は、子孫でなければする人がいません。神様にもできません。……子孫が精誠を尽くして解放してあげなければならないのです」(『愛天愛人愛国』95ページ)
◎ポイント
先祖の解放は子孫でなければできない。
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次回(1月5日)は、「太陽と空気に感謝」をお届けします。