シリーズ・「宗教」を読み解く 146
IAPD-Japan役員懇談会に宗教者平和大使が集う②

宗教者平和大使らと共に取り組んできた活動を振り返る

ナビゲーター:石丸 志信

 11月4日に開催されたIAPD-Japan役員懇談会は、梶栗正義UPF-Japan議長の趣旨説明と方相逸大陸会長のあいさつの後、私(世界平和宗教連合会長)が、文鮮明・韓鶴子総裁夫妻が推進してきた超宗教平和運動の歴史について概説した。

 その中で、UPF(天宙平和連合)の6大プロジェクトの一つであるIAPD(平和と開発のための宗教者協議会)創設について触れ、2018年のIAPD-Japan結成以来、ここに集った宗教者平和大使らと共に取り組んできた活動を振り返った。

 特に、昨年の秋にドミニカ国からカルヴァン・フェリクス枢機卿を迎えたことや、昨年末、米国でのWCLC(世界キリスト教指導者会議)創設大会に参加し、9.11メモリアルで声を合わせて祈ったことなどが思い出された。

 その後「Peace Offering:超宗教合水式」の撮影に入った。
 コロナ禍では希望前進大会当日にワールドセンターで祈りをささげることが困難なためだ。

 この日参加した宗教者平和大使は、大会の趣旨をよく理解した上で「合水式」に臨んだ。水は、2018年のIAPD-Japan結成式に用いたもので、広島の滝から平和の祈りを込めてくみだされたものだった。

 「Peace Offering」の撮影は合水式・告天文奉読の形式で粛々と進められた。またその場では、神道、仏教、キリスト教、イスラームの代表者は伝統的な祈りを重ねハーモニーを醸し出しながら、第3回希望前進大会の成功を祈った。