コラム・週刊Blessed Life 143
混迷する米大統領選、危機に瀕する民主主義を守れ!

新海 一朗(コラムニスト)

 米大統領選挙の行方はどうなるのでしょうか。バイデン大統領の誕生は本当でしょうか。

 まるで確定した事実であるかのように、多くのメディアは報じていますが、次の大統領はまだ決まっていません。世界中の主流メディアが人々をペテンにかけています。

 選挙の結果をメディアが虚偽報道によって確定しようとする行為は断じて許されるものではありません。
 あくまでも、公正にカウントされた公正な得票数が判明するまで、誰も大統領が誰であるかを言うことができないということを知るべきです。

 ドミニオン社が関わった大きな不正選挙は、民主主義を正しく守り、民主主義を正しく機能させるという点において、多くの問題を残す結果となりました。

 民主主義のテクノロジー化は、民主主義政治の私物化につながる恐れがあることを、今回の大統領選挙ははっきりと示しています。

 候補者や有権者が裏切られ、公正な選挙行為から除外されてしまい、民主主義そのものが一部の目的を持った勢力に乗っ取られ、私物化されるという危険性があることが分かったのです。民主主義が選挙によるクーデターで乗っ取られる可能性があるということです。

 一部の目的を持った勢力とは、中国であり、金もうけしか頭にないグローバリストたちであり、政界、官界、法曹界、言論界に巣くう左翼エリートたちです。

 彼らの目的は、世界を共産主義の理想に変えていくことです。しかしそれはどんな理想なのでしょうか。
 結局、中国と同じような国を世界中につくり、人民を統制管理する社会、自由なき牢獄、反対する者たちを容赦なく打ちのめす人権蹂躙(じゅうりん)の地獄、そういう国にアメリカをつくり替え、そして世界中をアメリカに倣えと進撃するのです。
 考えても恐ろしいことです。

 今回分かったことは、ドミニオン社に代表されるように、電子投票システムは欠陥が多く、不正を働きやすいということです。
 選挙機器を提供する企業および選挙マシンに関わるエンジニアたちは、システムを熟知しており、システムに侵入しやすいということは明らかであり、票の不正カウントも簡単に操作される可能性があるのです。

 ドミニオン社のエリック・クーマー副社長は、アンティファ支持者です。大のトランプ嫌い、大の共和党嫌いです。自ら、アンティファのネット会議で、選挙で絶対に勝てるように不正アレンジしたと語っています。そうしようとすれば、簡単にそうできるのです。これが電子投票システムの大きな欠陥であることは明らかでしょう。

 今や、電子科学技術は、「デジタル全体主義」を加速させる強力な武器になりつつあります。
 中国では、顔認証、AI、ビッグデータなどのハイテクを利用し、恐怖の全体主義支配の流れをつくり出しています。恐ろしい監視社会、恐怖の全体統制を行う「デジタル全体主義」です。

 電子科学技術がこのような悪い側面に利用されるとすれば、デジタル全体主義が出てくるのは必然であり、それに対して、デジタルの良い点を考えて、人類の幸福につながる本当のデジタル文化をつくり出すよう尽力することが求められていると言えるでしょう。

 アメリカや日本は、人類の幸福につながる「デジタル民主主義」を構築し、「デジタル全体主義」に対抗しなければなりません。

 最後に、トランプの勝利を祈ります!