三役事は、1967年6月17日に日本の世界基督教統一神霊協会(現・世界平和統一家庭連合)本部の三役事として選ばれた松本道子さん、金成治子(かなりはるこ)さん、林信子さんの三人の女性を指す言葉です。

 三役事とは、具体的には日本の中心者(当時)である久保木修己会長の母親という立場です。

 また霊界との協力によって中心者を協助する使命を担っていて、“祈りの三位基台”とも呼ばれます。
 早朝と夜に祈祷の時間を持ち、会長のため、日本のために、そして主のため、天のために三位一体となって祈るのです。

▲左から金成治子さん、久保木哲子さん(久保木会長夫人)、洪順愛女史(大母様)、林信子さん

▲伝道活動中の松本道子さん

一つの心となってみ旨に従事
 「3人の役事は一つの心となって日本の中心である久保木会長を助け、そのために天に祈り、何事においても四位基台を造成して相談しながらみ旨に従事しなければならない」

(松本道子役事の手記より)


三役事に対する真の父母様のみ言
 「…皆さんが覚えているか分かりませんが、私は覚えています。

 日本において精誠をささげるために主導的役割を果たした林ハルモニ(韓国語でおばあさんの意)、金成ハルモニ、松本ハルモニを皆さんは覚えていますか?

 み旨に対するこのかたがたの愛と忠誠と精誠が、今日のこの席を輝かせるための基盤を磨いてくれたのです。

 皆さんは彼女たちにまず感謝の心を込めて拍手を送ってください」

(「日本宣教55周年記念 中部大会」での真のお母様のみ言より)


三役事の聖和
 林信子さんは1978年6月27日、66歳で聖和されました。

 金成治子さんは1985年9月12日、69歳で聖和されました。
 真の父母様は金成治子さんに対して「天意献身」という称号を贈られました。

 松本道子さんは2003年10月25日の午前9時45分、心不全のため87歳で聖和されました。
 真の父母様はその信仰をたたえ、松本道子さんに「祝入天國 忠心教母」という称号を贈られました。

(参考:『日本統一運動史』、成約週報、中和新聞)

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【関連作品】

〈書籍〉
『信仰は火と燃えて』

〈動画〉(ご視聴にはU-ONE TVアプリが必要です)
【真のお母様、感謝します】
第7回「お父様の膝に乗って甘えられたお母様」

【アニメ:炎の伝道師 松本道子の奮戦記】
第1話「私を導かれた神様」