心安らぐ清らかな音色~癒やしのオルゴール聖歌
第11回「夢路で天の

 清らかな聖歌がオルゴール風にアレンジされました。
 祈祷用、睡眠用、作業用BGMにはもちろん、心を落ち着かせたいときや疲れたとき、胎教にもぴったりなコンテンツです。

 聴くと心がじんわり温まる、優しい気持ちになれる、そんなオルゴールの「癒やし効果」と聖歌のメロディーの相乗効果で、あなたの毎日をもっと豊かに。

 今回の曲目は、聖歌10番「夢路で天の」です。

 この曲は韓国語では「놀라운 그 사랑(驚くべきその愛)」というタイトルで、聖歌17番「誓い」などをつくられた梁允永(ヤン・ユニョン)女史が1956年に作詞作曲をしたものです。

 歌詞中の“夢路で”は、原曲の韓国語の歌詞では「夢の中のような道で」となっています。
 一般的に「夢のような」という表現は、例えようのない幸福や満足感を味わっているときに使用します。

 梁允永女史といえば、いわゆる梨花女子大事件にも関わった人物で、非難を受けて退学になるとき先鋒に立ったかたです。

 1954年に信仰をもち、1955年に梨花女子大事件が起きて国全体が当時の統一教会を非難し大騒ぎした、その翌年にこのような曲を作られたことが分かります。

 草創期の険しい道も「夢の中のような道」と感じ、天の宝・白い光を見つけ、神様の愛をたたえた梁允永女史の心情の一片でも動画を通してお伝えできたら幸いです。

 また、今回の背景画像はネモフィラです。
 花言葉などの意味は関係ありませんが、夢の中のように非日常的な美しさを青い花に、そして歌詞の中に出てくる「聖徒ら」「諸人(もろびと)」「民」など大勢で進みゆく様を花畑に見立てました。

【第1回~第10回はこちらから】
「癒やしのオルゴール聖歌」再生リスト

画像素材:PIXTA