2020.10.22 17:00
ほぼ5分でわかる韓国語講座
「聖書ものがたり1『せかいのはじめ』」④
ほぼ5分でわかる韓国語講座「聖書ものがたり」編(再配信)をお届けします。
皆さまの韓国語学習にぜひ、ご活用ください。
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編集員のかんな&こくよが、絵本「聖書ものがたり」をもとに、ほのぼのと韓国語を勉強します。学習内容は、初級修了程度を想定しています。
かんな:語学院と大学合わせて5年間韓国に留学
こくよ:日本の大学で韓国語を第二言語として学ぶ。中級レベル
きょう勉強するのは、こちらの二つの文章です。
①낮에는 해가 대지를 비추고 밤하늘에는 달과 별들이 초롱초롱 반짝였어요.
②땅에는 풀과 나무가 자라나고 아름다운 꽃들이 피었어요.
*聖書ものがたり1『せかいのはじめ』10~13ページ
こくよ:オンニ~、見てください! 光言社のLINE@にもこのブログ記事が紹介されていますよ!
かんな:ほんとだ。これをきっかけにして、いろんな方に読んでもらいたいね。
こくよ:たくさんの人にお読みいただくと思うと、ぼーっとしてられませんね(>_<)
かんな:そうだね。じゃあ、さっそく勉強を始めようか。今回は、神様が世界を創造されて、太陽と月と星が現れるところから始まるね。
こくよ:絵本はイラストがあるので、単語の意味を読み間違えることは少ないですが、「해」には「太陽」以外の意味もありますよね?
かんな:うん。「昼間、日中」という意味もあれば、「年」「害」という言葉もあるね。あとは、「지중해(地中海)」みたいに名詞にくっついて「~해(~海)」という使い方もあるよ。
こくよ:たくさんありますね。
かんな:ある程度基本的な単語を覚えたら、違う意味もないか調べていくと勉強になるよ。そのためにも、辞書を引く習慣を身に付けることが大切かな。
こくよ:電子辞書と紙の辞書、どちらがいいんでしょうか?
かんな:留学して最初の頃は、先輩からもらった紙の辞書を使ってたかな。韓国語の가나다라順を覚えられるし、慣れてくるとさくさく引けるようになるよ。
こくよ:そうだったんですね。単語の意味を探しながら、他にも気になった単語を見られるのは、紙の辞書ならではですね。
かんな:そうだね。電子辞書には複数の辞書を同時に検索する機能もあるから、最近は電子辞書を使ってるけどね。
こくよ:私も勉強するときは、ちゃんと辞書を引くようにします!
こくよ:そういえば、韓国語は複数形を意味する「들」をよく使いますよね。
かんな:①の文だと「별들」、②の文だと「꽃들」だね。あと、日本語と違って無生物にも使うんだよ。たとえば、「집들」「책들」とか。
こくよ:星々、花々、家々、本・・・・・。「本たち」じゃあおかしいですね(汗)
かんな:このときの「~들」は、逐一訳さなくてもいいんだよ。文を読みながら、必要なところだけ訳せばいいかな。
こくよ:なるほど。こんな違いもあるんですね。
かんな:うん。あと、ただの「들」だと、「野原」という意味になるよ。試験で初めてこの単語が出てきたとき、「들」の前の単語が抜けてるのかと思ったよ(汗)
こくよ:それは、試験中に悩んじゃいますね。
かんな:こくよちゃんは、ここでしっかり覚えてね。
こくよ:はーい(^0^;)
こくよ:えーっと、さっきの内容を踏まえると「꽃들이 피었어요」は、「花が咲きました」と訳したらいいのでしょうか?
かんな:そうだね、ここではそれでいいかな。もし、一面の花畑を表現したいなら、「花々」がいいね。
こくよ:なるほど。そうやって訳し分けるんですね。
かんな:そう。あと、ここでは「花が咲く」だけど、「花を咲かせる」の場合は「꽃을 피우다」だね。「우」という文字が使役の意味を表しているよ。
こくよ:1文字増えるんですね。
かんな:うん、だけどこれが過去形に活用すると、「피웠어요」になるね。発音が「피었어요」と少し似てくるから、リスニングの時は注意してね。
こくよ:うーん、早く耳が韓国語に慣れてほしいです。
かんな:毎日少しずつでも、韓国語の音声に触れられるといいね。今は、無料配信の韓国ドラマや映画がたくさんあるから活用していこう。
こくよ:あと、U-ONE TVで配信されているお母様のみ言を聞くのもいいですね。
かんな:そうだね。お母様の韓国語は聞き取りやすいから、字幕をなるべく見ないようにしたら、より勉強になるね。
こくよ:さっそく、きょう帰ったら視聴してみます!
かんな:がんばって!
〈きょうのポイント単語〉
해:【名詞】太陽
초롱초롱:【副詞】きらきら
반짞이다:【動詞】きらめく、輝く
피다:【動詞】咲く
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