自叙伝書写 感動体験集
第54回 今では多くの親族にちゅうちょなく書写を勧めています

(神奈川県、72歳 男性)

 私たち夫婦は、親の代から始めた八百屋を営んでいます。私の兄2人も同じ商売をしています。

 私たちが文鮮明先生の教えを学び始め、その素晴らしい内容に感動し、機会があれば伝える努力をしてきましたが、今までは「そんなものはいい」と誰も学んでくれませんでした。私たち夫婦には、店を継ぐ長男と、自営業の長女がおりますが、子供たちも耳を傾けてはくれませんでした。

 長男が独身ということもあり、私の妻は長男が祝福結婚をすることができるようにと、毎月、祈願書を何年間も書いてきました。そして一昨年春、教会主催のバスハイクをきっかけに長男が文先生の教えを学び始めるようになりました。今では自分も祝福結婚をしたいと準備を進めています。

 私の兄たちに「息子が教会で結婚を目指して勉強を始めたんだ」と話すと、「それは良かったな」と喜んでくれました。

 そして去年の夏、私の一番上の姉(90歳)に祝福結婚を勧めました。10年前は反対していた姉でしたが、喜んで受け入れてくました。

 書写はこの姉の三男から勧めてみました。病気がちな子供が胃がんと心臓を患い、手術することになり、気落ちしていたので書写を勧めたのです。いつもなら反発されるところですが、素直に始めてくれました。その後、なんと胃がんは消え、心臓の手術だけになったのです。

 23カ月たち、この姉の長男が私の所にお礼にやって来ました。「弟がたいへん元気になりました。ありがとうございます」と言ってきたので、「書写をやらせたんだ」と話すと「おじさん、僕もやってみたいです」といって書写を始めるようになりました。

 私のすぐ上の兄には祝福結婚を勧めていましたが、体の調子が悪いということで、すぐには受けることができませんでした。体が良くなったら学んでみたいというので、書写を勧めたら、二つ返事でやることになり、今、2冊目を兄の嫁が夫のためにやり始めました。

 娘夫婦は昨年6月、和食の店を始めました。店の運営やさまざまな事で、夫婦でけんかになることも多く悩んでいます。私が「書写をしたら心が落ち着くよ」と話すと、すんなり「やってみる」と言って、書写を始めてくれました。まだまだ不満はあるようですが、夫の立場を少しずつ理解する様子が見えてきました。娘の子供たちも書写をしています。その姿に習い、私の長男も書写を始めました。

 3月の末に私の一番上の兄の孫が脳腫瘍と診断されたと連絡がありました。26歳と若いため、どのくらい命が持つか分からないという深刻な状態でした。妻はすぐ祈願書を書いてお祈りしました。415日手術の後、お見舞いに行くと、思ったより状態が良く、何とか治療できる可能性があるようだと言われたのです。

 祈願書を書いたことは話していたので、兄の家族からは大変感謝されました。兄夫婦に書写を勧めてみると、すぐ「やりたい」と言ってきました。「祈願書も書いたらいいんだ」と話すと、祈願書も書きました。その後、病状はどんどん良くなり、当初の治療方法より抗がん剤の量が減ってきたそうです。さらに、昨日連絡をしてみるとがんが小さくなったと、とても喜んでいます。

 実は私の妻はよく夢を見ます。夢には私の父がよく現れて啓示とも受け取れるようなリアルな内容を伝えてきます。

 例えば、去年孫が屋根から落ちた時、けがもなく無事でした。次の朝、妻の夢で父は「俺が落ちる所をずらしたんだ」と言ってきました。確かにすぐ横に石があったので納得しました。

 また、店も息子の代には「人の通りが少なくなるので店を小さくしろ」とか、野菜の並べ方も指示してきたりもしました。今朝、妻の夢で父は「祈願書を書かせてくれてありがとう。そのために助けることができた」という旨のことを言ってきました。

 最後は、店の従業員です。娘が離婚し、孫の教育でいろいろ問題があるようで悩んでいました。書写を勧めてみると「やりたい」と言うのです。それで今、一生懸命やっています。

 これまでは書写や祈願書を勧めることに対して、いろいろ考えて話せなかったりしたこともありましたが、今ではちゅうちょすることなく、すぐに勧めることができます。

 忙しい中でも夫婦で協力しながら親族に尽くしてきたこと、妻が祈願書を一生懸命書いてくれたことを通して、たくさんの霊界の協助がありました。

 神様と真の父母様(文鮮明先生夫妻)に心から感謝をいたします。