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『祝福家庭』94号(2019年 秋季号)
「中高生教育Q&A
〜「中高生のためのWeb礼拝」の活用〜

青年学生局成和学生部 部長・伊藤安昭

【Q】
 主人の実家に長期で帰省することになったのですが、その近くに教会がありません。子供たちが日曜礼拝を捧げるために、何かよい方法はないでしょうか。


【A】

 成和学生部では、教会での礼拝参加に代わる、2つの取り組みを実施してきました。

●誌面礼拝とWeb 礼拝の活用
 
1つは、毎月発行している「成和学生会報」の誌面礼拝コーナーのみ言を訓読することです。
 もう1つは、光言社のU‐ONE TVの番組「中高生のためのWeb 礼拝」の映像を視聴することです。
 そして、「み言訓読」と「感想文の提出」という2つの要素を満たすことを、個別礼拝の条件として認めています。礼拝には実際に参加できなかったとしても、感想文を通して、天の前に自らの心情や決意を捧げることで、「個別礼拝」を捧げたことになります。

●礼拝は、天との関係を結ぶ時間
 成和学生が礼拝に参加することの本質的な意義は、一週間の最初の日を天の前に捧げる姿勢をもつことにあります。そのため、日曜日にさまざまなスケジュールが入っても、「その日の中で、天と関係を結ぶ時間をつくる」という取り組みが必要になります。
 中高生になると、家庭や学校などの行事やさまざまな事情から、どうしても教会に行くことができない日が生じてしまうのが現実です。
 成和学生部の礼拝に出席できるときは出席し、そうでないときには個別礼拝を行うというように、どんな状況でも、礼拝を捧げる姿勢をもち続けることが大切です。
 特に中高生期6年間の中で、中学3年と高校3年の受験期は要注意です。学業で忙しいだけでなく、休日に模擬試験や学校説明会、オープンキャンパスがあり、礼拝を欠席することが多くなります。
 自分の将来の進路を決定していく時だからこそ、信仰を土台として生活することの重要性を、まず父母が理解し、家庭全体で意識していきましょう。

●感想文は信仰の成長記録
 み言を聞いて感じたことや決意したことを書く感想文は天との対話の時間をもち、それを天に捧げていく天と私との内的な授受の時間でもあります。

 子女の礼拝の感想文をご覧になれば、その言葉遣いや内容を見て、信仰面における成長のようすを把握することができるかもしれません。
 ここに紹介した個別礼拝の意義をご理解いただき、信仰の育成に活用することを通じて、彼らの信仰生活を見守ってほしいと思います。

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