コラム・週刊Blessed Life 124
危険な人物の危険な思想とコロナウイルス

新海 一朗(コラムニスト)

 コロナウイルスは一向に収まる気配がありません。むしろ、経済再開を優先させる各国の動きに合わせ、再び、感染の勢いが増してきているように思われます。アメリカやブラジル、そしてわが国の東京などはその傾向を見せています。

 一体、中国は武漢ウイルス研究所のような、生物兵器の開発を目指した研究所をなぜ持っているのか。その目的や動機を明らかにする言論的な証拠はないのか。

 探しているうちに、大変な人物の大変な言葉が見つかりました。
 中国人民解放軍の参謀総長や国防部長を務めた「遅浩田(1929~)」なる人物が抱いた思想のヤバさです。

 このことを暴露したのは、インドの『Great Game India』ですが、その中で遅浩田はおよそ20年前、「下手に核兵器を使用して、米国と共に滅びるという愚かなことはしたくない。多くの人を殺すことができ、かつ、非破壊的な兵器を使ってこそ、自分を温存し、米国を占領することができる。その答えは生物兵器である」と、共産党幹部たちに向けた秘密演説で語っているのです。

 この言葉から言えることは、中国共産党はアメリカを滅ぼす生物兵器を常に研究し、つくっているということです。新型コロナウイルスは中国共産党の手口であり、邪悪な共産主義で世界制覇をもくろむ一種の新型兵器であると見ることができます。

 この危険過ぎる戦略家、遅浩田の言う内容をいろいろ調べていくと、上述の生物兵器で米国を占領できるという発言の真意は、本当に米国占領を果たすという考えです。すなわち、中国は人口が過密過ぎて、居住空間がどんどん無くなっていく。それを解決する方法は、広大な土地が余っている国を乗っ取って、集団で植民するしかないというのです。

 その条件を満たす国が三つあり、アメリカとカナダとオーストラリアであるということです。繰り返しますが、米国を中国の植民地にする方法は、核戦争ではなく(これは双方共倒れになる)、生物兵器による戦争以外にないと断言しています。

 米国に生物兵器(細菌、ウイルスなど)を拡散し、米国人を抹殺する。そこに中国人が集団移住して、北米大陸を乗っ取るのだという気違いじみた妄想を語っているのです。

 冷静に考えてみますと、多くの中国人が米国、カナダ、オーストラリアに土地を買い、家を買い、移住して暮らしています。そして、最終的には、これらの国を乗っ取る戦争を生物化学兵器でやろうというわけです。

 こうして見ると、遅浩田が言ったとおりのことを、着々と実行してきているのが中国であることがはっきりと分かります。遅浩田の言葉は、人民解放軍のタカ派の妄想ではなく、現実に実行されなければならない中共の国策であると見なければなりません。

 しかし、このような中国共産党の思い上がった考えは、天地ともに許さない邪悪な陰謀であり、感染爆発が続いている米国のトランプ大統領および米国民は、二度と中国という国を信じないでしょうし、徹底的に、中国共産党をつぶすしかないと考えているはずです。

 香港で米中がぶつかる、台湾で米中がぶつかる、南シナ海で米中がぶつかる、どれかが本格化すれば(武力闘争になれば)、米軍の壮絶な怒りが爆発し、中共の終りとなるでしょう。