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『愛を育て、幸せをつくる結婚』~あなたにお勧めする祝福結婚(1)

 『愛を育て、幸せをつくる結婚』を毎週日曜日配信(予定)でお届けします。
 本書は、「そもそも結婚ってすべきものなの?」「結婚はしたいけれど、自信がない」という青年男女に向けて、まずは「祝福結婚っていいかも」と思ってもらえることを目指してまとめられています。
 20~30代のかたがたに、家庭連合の結婚観について知っていただくきっかけにもなる書籍です。

世界平和統一家庭連合 「結婚と家庭」研究チーム / 編

(光言社・刊『愛を育て、幸せをつくる結婚』より)

はじめに

 「結婚」についてインターネットで検索すると、様々な格言が出てきます。

 「結婚をしばしば宝くじにたとえるが、それは誤りだ。 宝くじなら当たることもあるのだから」
 ──ジョージ・バーナード・ショー(アイルランドの文学者、ジャーナリスト)

 「結婚とは、男の権利を半分にして、義務を二倍にすることである」
 ──アルトゥル・ショーペンハウアー(ドイツの哲学者)

 「結婚とは、熱病とは逆に、発熱で始まり悪寒で終わる」
 ──ゲオルク・クリストフ・リヒテンベルク(ドイツの物理学者)

 「結婚とは、いかなる羅針盤もかつて航路を発見したことのない荒海」
 ──ハインリッヒ・ハイネ(ドイツの詩人)

 このように、どちらかというと「結婚」を否定的に表現した言葉が多く見つかりますが、反対に、肯定的な言葉もあります。

 「結婚をしないで、なんて私は馬鹿だったんでしょう。これまで見たものの中で最も美しかったものは、腕を組んで歩く老夫婦の姿でした」
 ──グレタ・ガルボ(スウェーデン出身のハリウッド女優)

 「人類は太古の昔から、帰りが遅いと心配してくれる人を必要としている」
 ──マーガレット・ミード(アメリカの文化人類学者)

 「男と女という、こうも違った、また複雑な人間の間で、互いによく理解し合い、ふさわしく愛するために一生を費やして長すぎるということはない」
 ──オーギュスト・コント(フランスの哲学者)

 「結婚は多くの苦痛を伴うが、独身生活は何の喜びも持たない」
 ──サミュエル・ジョンソン(イギリスの文学者)

 まさに、「結婚」について様々な考えや情報があふれている状態ですが、このような現代社会だからこそ、人は「結婚」のような人生の重要テーマについて、はっきりとした指針が欲しいと思うものです。

 世界平和統一家庭連合の創始者である文鮮明(ムンソンミョン)先生は、次のように言われています。

 「結婚とは何でしょうか。男性は女性について知らなかったことを学び、女性は男性について知らなかったことを学ぶために、家庭という愛の学校に入学するのです。すべての履修単位がAプラスになってこそ、夫も喜び、妻も喜ぶのです。さらに、息子、娘を生むのは、世界を愛する方法を学ぶためです」

 この本は、「結婚」について前向きに考え、家庭を築くことに希望を持っていただきたい、という思いからまとめました。読者の皆様が幸せな人生を歩む一助となれば幸いです。

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 次回(712日)は、「『結婚』をお勧めする理由」をお届けします。


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