2018.02.27 12:00
シリーズ・「宗教」を読み解く 4
21世紀の宗教者の使命
ナビゲーター:石丸 志信
世界平和統一家庭連合(FFUWP)の創設者であり、天宙平和連合(UPF)の創設者である文鮮明総裁の『平和を愛する世界人として~文鮮明自叙伝』には、半生をかけて宗教間の溝に橋をかける超宗教運動を展開してきたことが記されている。
文総裁は、テロの脅威におびえる中東世界に平和をもたらすためのプロジェクトにも早くから取り組んできた。世界平和のためには、宗教の和合が不可欠であることを説いている。文総裁の願い通り、争い合う宗教間に和解がもたらされ、協力関係ができたなら、どうなるのだろうか。
『平和を愛する世界人として』(光言社刊)
文総裁は、21世紀に入っても、なお、宗教者の使命があると、次のように述べている。
「宗教学者が教えるべきことは、・・・・・・人類を愛し、平和世界を成し遂げる知恵です。彼らが先頭に立ち、人類は兄弟姉妹であり、世界は一つの家庭だという平和の原理を子孫に教えていかなければ、決して人類の幸福な未来は期待することはできません」
「知恵の中の知恵は、神様の心情と理想を知ることです。ですから、科学技術が天に届くかのような二十一世紀にも、宗教の役割は依然として重要です」