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スマホで立ち読み Vol.1
『死んだらわかるけど、それでは遅い』(2)

 もう一度皆さまにぜひ読んでいただきたい、編集部イチオシ!なコンテンツをご紹介。
 話題の書籍『死んだらわかるけど、それでは遅い』をお届けします。
 すでに読んだよというかたも、まだ読んだことがない、知らなかったというかたも、みんな立ち読みオーケーです。
 『死んだらわかるけど、それでは遅い』は第1章から第2章までをご紹介する予定です。

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北谷 真雄・著

(光言社刊『死んだらわかるけど、それでは遅い』より)

1.目に見えない霊界の作用

結婚は人生の墓場?

 私たちは皆、幸せになりたいと願っています。幸せになりたいと思って結婚します。ですから、結婚する人には「おめでとう!」とお祝いするのです。

 ところが、結婚するときには幸せになると思っているのですが、結婚した後はどうでしょうか。もちろん、幸せになるために努力しているでしょう。努力することは絶対に必要ですし、重要なことです。しかし、努力してもどうにもならないこともあります。

 私が大阪で初めて講演をしたときのことです。話の流れでたまたま、「結婚は人生の?」と言ってしまったのです。そうしたら、関西の人はノリが良くて、すぐに「墓場!」と答えたのです。「結婚は人生の墓場だ」というのです。

 誰もが幸せになりたいと思って結婚したはずなのに、そう言うのです。それを言われた瞬間、私はドキッとしました。「墓場」ということは、「幸せではない」ということでしょう。

 私はその後、日本中で講演をするようになったのですが、各地でこのことを尋ねてみました。本当に皆、結婚を人生の墓場だと思っているのかどうか、確かめたくなったのです。北海道から九州まで回って、講演の中で聞いてみました。「結婚は人生の?」、そこまで言うと、決まって「墓場!」と答えるのです。答えはみな同じでした。

 では、沖縄はどうだったでしょうか。沖縄はかなり距離が離れていますし、文化的な背景の違いもあるでしょうから、もしかしたら少し違うのではないかと、その反応に興味がありました。しかし、結果は同じでした。やはり「墓場!」と答えるのです。

 沖縄での講演会が終了した後、一人の婦人が、私のもとにやってきました。皆と一緒になって「結婚は人生の墓場」と言っていた方です。

 「先生は日本中を回っているそうですね。私の息子は四十歳近くなるのに独身なんです。結婚してもらいたいのですが、何とかならないでしょうか?」と言うのです。私が「さっき、結婚は人生の何だとおっしゃってましたっけ?」と尋ねると、「それはそれ、これはこれですよ」と言うのです。

 このように、日本中、誰もが幸せな結婚生活を願いながら、幸せになれていませんでした。誰もが、幸せになりたくて努力しているはずです。不幸になろうとしている人はいないはずです。幸せになりたくて努力しているのに、そのようになれていない現実を目の当たりにしました。

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 次回は、「運が良い、悪い?」をお届けします。


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第1弾『死んだら分かるけど、分かったら遅い』
 
第2弾『霊界はある。霊人たちはいつも共にいる』