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スマホで立ち読み Vol.7
祝福子女の祝福から家庭出発までをサポートする
『父母マッチングガイドブック』(11)

(光言社・刊『父母マッチングガイドブック』〈2019年10月28日第2刷発行〉より)

 「スマホで立ち読み」コーナー第7弾で取り上げるのは、『父母マッチングガイドブック』です。

 「父母マッチングを通した祝福は、父母と子女の心が一つになってこそ初めて成されるものであるため、内的姿勢から外的なプロセスに至るまで、共通の理解が必要です。本書を親子で学習しながら、父母マッチングの理解を親子で深めていただければ幸いです」(同書「はじめに」より)

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Q&A ここが聞きたい! 二世祝福

①祝福に臨むための準備に関して

Q. 所属教会で講義ビデオを見て学習すれば、修練会に参加しなくても祝福候補者認定を受けることができますか?

【回答】
 認定を受けるために履修すべき教育項目として、①統一原理、②真の父母様の生涯路程、③信仰生活講座、④祝福の意義と価値の4つが定められています(→ 52ページ)。

 所属教会で個別に実施できる教育(ビデオ学習含む)として認められているのは、4項目のうち、①・②・③の3つだけですので、④を履修するために、必ず二世祝福準備修練会(以下、祝準修)などに参加しなければなりません。

 ただし、2年以上前に祝準修に参加したことがある場合(再祝福含む)は、再度祝準修に参加しなくても、所属教会で所定の映像学習と告白面接を修了すれば、認定を受けることができます。


Q.「祝福を受ける年齢」としては、何歳くらいが適切ですか? また、実際、何歳くらいで祝福を受ける二世が多いのでしょうか?

【回答】
 真のお父様は、「統一教会では、18歳から20歳までに結婚させるのが理想的です」と語られたことがありましたし、24歳までに家庭出発をするのがよいという趣旨のことも言われています。

 ただ、現状としては、父母マッチングで祝福を受ける平均年齢はおおよそ25歳です。これを遅いと見るか、早いと見るかは、一人一人の状況にもよるので、一概には言えません。

 もし、早く祝福を受けようと思うならば、準備不足や人格的な未熟さゆえに、トラブルが起こりやすいので、内外共の準備にしっかり専念することをお勧めします。

 一方で、遅く受けようとする場合は、相対候補の人数が減っていく現実や、お互いの人生設計を合わせにくくなることを覚悟する必要があります。


Q. 子女本人に信仰がなくても祝福を受けることができますか?

【回答】
 子女に信仰がない、ということですが、それには信仰が「幼い」のか、もしくは「不信」しているのかの2つのケースが考えられます。

 まず、前者の信仰が幼いというケースですが、この場合は、最低限、家庭連合の趣旨に賛同し、結婚や家庭出発に対する自覚があるのであれば、祝福を受けることは可能としています。

 もちろん、本来であれば、二世としての自覚と自立した信仰を持ち、祝福の価値をよく理解した上で祝福に臨むことが理想であることは間違いありません。しかし、これまで周囲の教育環境が整っていなかったり、機会に恵まれなかったりして、信仰が十分に深まっていないということもあり得ます。その場合は、少し時を待つことも必要ですが、状況によっては、先に祝福の準備を進めながら、同時並行で信仰教育を受けることも可能です。

 ただしこのとき、祝福には相手がいる、ということを忘れてはいけません。信仰が幼い段階で祝福を受けた場合、信仰観の違いによって相手を苦しめてしまうことがあります。そうならないように、両親や教会スタッフが本人の心情をよく把握しながら進めるようにしてください。

 次に、後者のケース、すなわち神様や真の父母様に対する明らかな不信を抱いている場合は、まだ祝福を受けさせるべきではないと考えます。

 まれに「修練会に行かなくても、礼拝に行かなくても、『原理』を学ばなくても……祝福だけは受けてほしい」と願う父母の姿を目にします。子女の永遠の幸せを願って心からそう思う気持ちは分かりますが、それでは反対に、子女を苦しめることにつながりかねません。原理的人生観や結婚観が育まれていない中で、結婚を親から強制されてしまえば、それこそ、祝福が子女を縛ることになるからです。

 まずは子女の声に耳を傾けることから始めましょう。そして、親子や夫婦の関係性もいま一度見直してみることが大切です。その上で、結婚願望があるのかどうかを丁寧に尋ねましょう。何よりも大切なのは、父母自身が、祝福を受けて幸せを実感しているかどうかです。その思いが夫婦の間にあれば、必ず子女にもそれが伝わる時がくるはずです。

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 次回もお楽しみに!



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