自叙伝書写 感動体験集
第37回 母と和解し子供を授かる

(大阪府 女性)

 今年9月3日、仕事が終わり、帰宅するために電車に乗りました。その日はなぜか歩きたくて、三つ手前の駅から歩いている途中、「世界平和と国運上昇のために書写をしていただけませんか」と声を掛けられ、気持ち良く書いてあげたいと思いました。
 私は看護師の仕事をしており、いろんな病気を抱えている子供たちを見ています。そのようなこともあって、“世界から病気で苦しむ人が少なくなりますように”と願っていたからです。

 書写に出合って、5年ほど音信不通だった母から電話があり、一度家に帰ってくるようにと言われ、久しぶりに家に帰りました。私に対してあまりにも理不尽なことを言ったり、やらせたりする母が嫌になり、家を出ていたのです。そんな母から「ごめんね」と謝ってもらい、そこから連絡を取り合うようになりました。突然のことで驚きました。


写真はイメージです

 私は書写を書く時はとても神経を使い、一文字一文字真剣に書きます。結婚して3年、早く子供を授かりたいと願っていました。ある時、仕事中に気分が悪くなり嘔吐(おうと)しました。近くに産婦人科の先生がおられ、心配して声を掛けてくださいました。診察の結果、妊娠していることが分かり、まだ1カ月くらいなので出産日もはっきりしていませんが、とてもうれしかったです。

 書写をしてあまりにも早く結果が出たため、とても驚いています。日が過ぎていくとともにつわりが激しくなり、仕事を休んで寝込んでいました。
 書写奉納式に行く日も体調が悪く、一度は日を変えてほしいとお願いしましたが、やはり申し訳ないと思い直し、頑張って参加しました。浅川勇男先生のDVDを見せていただきとても感動しました。それから不思議とつわりが治まりとても食欲が出てきました。書写の効能はすごいと実感しました。

 また夫は、私が書写をしている姿を見て、何でも続かない私が書写を続けていることにビックリし、またそれをさせているのはどういう所かと驚いています。

 これからも頑張って続けていきたいと思います。ありがとうございました。