2020.05.10 12:00
日本統一運動史 46
日本に真の御父母様を迎える準備時代㉜
島田嘉則氏、入教
『日本統一運動史~文鮮明先生御夫妻と日本の統一教会および統一運動の歩み』をお届けします。
創立40周の際に発刊されたこの書籍は、日本における文鮮明・韓鶴子総裁夫妻の貴重な歴史的足跡と、多岐にわたる統一運動の歴史をまとめた一冊です。
今、改めて読んでおきたい、日本の統一運動の歴史を振り返る連載です。
歴史編纂委員会・編著
第三章 日本に真の御父母様を迎える準備時代
三、草創期を築いた人々の歩み
(3)最初の主要都市開拓伝道以後の歩みと入教者の証し(1961.6〜)
15. 島田嘉則氏、入教(1962.8)
◇島田嘉則氏の手記
「昨今の一般世人は流行的対象物を求め、自主性、主体性なく時代に追われて生活している。それに対し、私は非常に不安を感じ、普遍的なる真理を求めて心の糧としたかった。それゆえ、母が以前から信仰していた立正佼成会の根本教理であるところの法華経に興味を覚え…真理の探究に努力していた。そうしていたころ、教会内の小宮山嘉一兄に接し…統一教会を7月上旬に訪れ…原理講義を聴講してから、すでにもう一週間余り、意義ある日々を送らせて頂いている。」(『成約新聞』第18号、1962.8.1付より)
◇島田氏が伝道した芹沢(現、ホース)竹子さんの証し
「私は静岡の田舎で生まれ、原理との出会いは64年4月の大学3年の時でした。…私を伝道して下さった島田さんは、私が原理を聞き始めたのがとても嬉しくて、いろんな人に手紙を書いたそうです。私が受講している最中とか、終わった時に、皆からたくさん手紙が来ました。…心霊復興会で会った時、一面識もない人たちなのに、私の名前を知っていらっしゃるのでビックリしてしまいました。島田さんを見たら、童顔で自分よりも年を取っていないし、お話ししていても冗談言っても子供みたいなのに、いざ御言を語る時になったら、とても情熱があるのです。『自分の愛している宝をあげる』という感じで、表現できない権威があるのです。私は頭が下がりました。」(『ファミリー』1981年6月号より)
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次回は、「日本に真の御父母様を迎える準備時代㉝」をお届けします。