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スマホで立ち読み Vol.7
祝福子女の祝福から家庭出発までをサポートする
『父母マッチングガイドブック』(4)

(光言社・刊『父母マッチングガイドブック』〈2019年10月28日第2刷発行〉より)

 「スマホで立ち読み」コーナー第7弾で取り上げるのは、『父母マッチングガイドブック』です。

 「父母マッチングを通した祝福は、父母と子女の心が一つになってこそ初めて成されるものであるため、内的姿勢から外的なプロセスに至るまで、共通の理解が必要です。本書を親子で学習しながら、父母マッチングの理解を親子で深めていただければ幸いです」(同書「はじめに」より)

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Part
父母マッチングに臨む姿勢

Ⅰ.二世祝福と父母マッチング
03 家庭で臨む二世祝福

一世祝福のための個人路程
 原理的に見ると、一世祝福が個人と個人の出会いであるのに対し、二世祝福は家庭と家庭の出会いといえます。
 アダムとエバは、長成期完成級で堕落しました。したがって、堕落した人類が祝福を授かり、再び神様の血統に戻るためには、失われたアダム・エバの基準、すなわち長成期完成級まで復帰したという型を備えなければなりませんでした。
 一世が祝福前に、信仰生活や実践を通して、自己の堕落性を脱ぎ、神様と真の父母様の心情を復帰するための個人路程を歩んだのも、失われた個としての本来的立場を復帰するためだったのです。


二世祝福のための家庭路程
 では、二世が祝福を受ける立場とは、どのようなものでしょうか。結論からいえば、祝福を受けた一世の家庭が、その後の歩みを通して家庭理想を実現した位置だといえます。すなわち、完成した家庭と完成した家庭の子女同士の出会いというのが、二世祝福を受ける本来的基準なのです。
 言い換えれば、家庭完成の基準が二世祝福を受ける本来的な基準であり、家庭的四位(よんい)基台の完成に向けて、夫婦・親子が神様と真の父母様を中心として一つになっていく家庭的な歩みこそが、二世祝福に備える準備路程となるのです。


家庭的課題に向き合う
 個人路程で残された課題が一世の祝福の際に現れたように、家庭路程で残された課題は、必ず二世祝福の際に課題となって現れてきます。実際、「相対の姿が父親(母親)と重なって愛せない」という場合や、父母が子女夫婦を見ながら、「彼らの葛藤は、私たち夫婦が抱えてきた問題と同じだ」と気づかされるケースなどが見られました。
 ただし、今、家庭に課題があること自体が問題なのではありません。大事なのは、子女の祝福に向け、その課題と向き合っていくことです。理想に到達するまでには多くの時間を要して当然でしょう。しかし、夫婦・親子が家庭理想を目指して共に歩む、そんな道のりにこそ、二世を祝福に送り出すための貴い内容があるのです。


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 次回もお楽しみに!



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