自叙伝書写 感動体験集
第30回 夫婦で手をつないで歩けるようになった

(群馬県高崎市 40代 女性)

 もう一度皆さまにぜひ読んでいただきたい、編集部イチオシ!なコンテンツをご紹介。
 第5弾は、「自叙伝書写 感動体験集」を毎週月曜日配信(予定)でお届けします。

 私は毎月の書写会を楽しみにしています。今月から書写会を各家庭でもしようという取り組みが始まりました。わが家でも毎週土曜日に家族書写会をやり始めました。

 夫は何度誘っても絶対書写をしてくれない人でしたが、書写ファミリーフェスティバルに参加してもらったところ、初めて書写をしてくれました。

 2回目の家庭書写会で、感想や何か証しがあるか一人ずつ聞いてみると、父には「面倒くさい」、夫には「感想などない」、長女からは「別に良いことはない」と言われてしまい、「じゃあなぜやるの?」と聞くと、「お母さんがやれと言うから」と全員から否定され、家族がバラバラで本当に悲しくて、何のためにしているのか分からなくなり、一人で涙しながら書写をしました。

 スタッフのかたに相談したところ、「家族の心を無視して、形だけで、ただ言われたからやっていた」ということに気付かされました。それからは「家族を喜ばせてあげたいという心で行おう」と決意して実践しました。

 長女は以前から就職が決まるように祈願して書写をしていたのですが、しばらくすると娘から電話があり、就職の内定が決まったということでした。「書写のおかげだね、感謝しなくちゃね、これからも続けよう」と電話越しに二人で涙を流して喜びました。それ以来、長女も心を込めて、友人の内定決定のためだと言って書写をしています。

 めいっ子にも書写を勧めてみると、書いて一週間後には祈願したとおりに希望大学に合格が決まりました。そして私は毎日、書写用紙の右側に「夫と仲良くなり、手をつないで歩きたい」と書いて願っていました。

 先日「家庭を幸せにするセミナー」に夫婦で参加したところ、3分間ずつ相手の話をただひたすら黙って聞くという実践がありました。やってみると、今まで夫や長女の話を黙ってよく聞くということをしてこなかったなあと心から思うことができ、泣きながら夫に申し訳なかったと告げることができました。セミナーの帰り道、夫と手をつなぎ車まで歩くことができました。

 夫も3回目の家庭書写会では快く書いてくれました。書写で書いた願い事が、次から次へとかなっています。即効性があります。書写の効果は本当に絶大だなと思いました。

 ありがとうございました。