「宗教」を読み解く 110
分裂したキリスト教諸教派を神霊の役事によって一つに

シリーズ・「宗教」を読み解く 110
米国聖職者指導者会議（ACLC）の歴史①
分裂したキリスト教諸教派を神霊の役事によって一つに

ナビゲーター：石丸 志信

　2019年12月28日、世界キリスト教指導者会議（WCLC）が米国で創設。2020年2月5日には韓国・ソウルで開催されたワールドサミット2020に世界の聖職者たちが結集する中、WCLC総会が開催された。

　世界のキリスト教が父母なる神様を頭として、教派の別なく兄弟姉妹として結集するこの協議会は、文鮮明総裁の名付けた「世界基督教統一神霊協会」の真の様相を呈し始めている。

　「世界基督教統一神霊協会」は本来、分裂したキリスト教諸教派を神霊の役事によって一つにするための協会として創立された。

　それは、神様の悲しみ、イエス・キリストの恨（ハン）を解くためのものであった。
　これまで長い間、同協会はキリスト教会の反対を受けてきたために、願いどおりの姿を現すことが困難であった。ここに来て、大きな変革の時を迎え、キリスト教聖職者らが神様のキリスト教に対する願いを受け止めて人類に対する使命を悟り、WCLC創立が実現した。

　WCLC創立に大きく貢献してきたのが米国聖職者指導者会議（ACLC）である。
　次回、その創立の理念と歴史を少しばかり追いかけてみたい。