「宗教」を読み解く 106
WCLC総会～ノエル・ジョーンズ牧師が歓迎の辞

シリーズ・「宗教」を読み解く 106
ワールドサミット2020・WCLC総会①

ノエル・ジョーンズ牧師が歓迎の辞
「今や人々が考える以上に素晴らしい出来事が起こっていることを世に示していきたい」

ナビゲーター：石丸 志信

　2月5日午後、IAPD（平和と開発のための宗教者協議会）分科会と並行してWCLC（世界キリスト教指導者会議）総会が開催された。

　ルオン・ラウスALCL共同議長の司会で開会。ペンテコステ派北カリフォルニア教区監督でシティ・オブ・レフィジー教会のノエル・ジョーンズ牧師が歓迎の辞を述べた。

　「創造主なる神様と文鮮明総裁との関係は時間を超越した関係であった。文総裁は神様から天命を受けて誕生され、人類救済の働きをなしてきた。文総裁の遺志を受け継いだ韓鶴子総裁もまた天命を受けたかたである。そしてこの場に集った私たちも神様から召命を受けた者たちである」と彼は語り出し、こう続けた。

　「神様は未来の繁栄をもたらすために過去を癒やす働きを続けておられる」

　「『神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである』（ヨハネによる福音書 第3章16節）とイエスは言われた。神様が『この世を愛して下さった』ことが強調されるべきだ。神様は決して破滅を願っていたのではなく、愛の故に独り子を送った。人々がイエスを信じることで世界は一つになり得る」

　「宣教師らの理解しがたいほど熱心な活動は、目に見えない神様のみ業（わざ）を見えるものとなした。そして、今や人々が考える以上に素晴らしい出来事が起こっていることを世に示していきたい。皆さまの協力、英知と愛の実践行動を歓迎する」と結んだ。