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統一原理127のポイント 47
終末に新しい真理が現れなければならないというとき、その根拠とは何でしょうか

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第8弾、『統一原理127のポイント~百日修練会の試験問題と模範解答から』を毎週日曜日配信(予定)でお届けしています。

(光言社・刊『統一原理127のポイント~百日修練会の試験問題と模範解答から』より)

第三章 人類歴史の終末論
46 終末に新しい真理が現れなければならないというとき、その根拠とは何でしょうか。(『原理講論』、169〜172ページ)

[人間の心霊と知能の開発から]
 人間は復帰摂理の時代的な恩恵を受け、その心霊と知能の程度が、歴史の流れに従って、漸次高まっていくので、それを開発するための神霊と真理もまた、その程度を高めていかなければなりません。神霊と真理は唯一であり、永遠不変のものでありますが、次第に復帰されていく人間に、それを教えるための範囲、表現する程度や方法は、時代に従って異ならざるを得ないのです。このような意味からして、聖書の文字は真理を表現する一つの方法であり、真理それ自体ではなく、心霊と知能の程度に応じた一つの過渡的な教科書であったのです。したがって、今日の知性人たちに真理を理解させるためには、より高次の内容と、科学的な表現方法が必要となります。これを新しい真理といいます。

[聖書は、その真理の重要部分が、象徴と比喩で表現されているから]
 象徴と比喩で表現されている聖書に対する解釈の差異によって、多くの教派が派生してきました。したがって、聖書の内容を誰もが公認し得る新しい真理が必要です。
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 次回は、「終末における我々の態度はどうあるべきか、四つの観点から説明してください」をお届けします。