2020.02.01 22:00
私の心の中にいる神様 3
40年来の伝道への恐れがなくなった
良心との対話で、ワクワク感が止まらない!
真の父母様が、「第二の神様」であると言われた“良心”。自分の心の中にいる神様―良心―と対話(瞑想、祈り)することによって、自己中心的な思いに囚われていたことに気付き、本然の自分を取り戻していくことができます。
そんな真の父母様のみ言と解説、それに基づいた実践(ワーク)を軸に展開されている自己牧会プログラムの中で多くのかたが感じた体験をお届けします。
毎週土曜日に配信予定です。
私は、信仰の初期の頃に街頭伝道をしていた時、道行く人に「神様を信じますか?」と呼び掛けては否定され、あるいは無視されて、そのたびに傷ついていました。それが嫌で嫌で、30分もすればやめたくなるのが常でした。以来、伝道が大嫌いになり、この40年間、まともに伝道したことがありませんでした。
ところが、今の真のお母様の祝福家庭に対する願いは、「神氏族メシヤの勝利」です。それはつまり「伝道せよ」ということです。これは困ったと思いました。お母様が“全てを下ろして伝道に突撃せよ”とおっしゃっているのに、一歩踏み出せない自分が歯がゆくなったのです。
それで思い切って、南東京教区の伝道所「渋谷ミッションセンター」を訪ねました。初めに、「自己牧会プログラム」に基づいた「伝道ブリーフィング」を視聴しました。1時間ほどの映像だったのですが、最初の1分で、自分が伝道できない原因が分かりました。
一つは「断られて傷つきたくない」という過去のトラウマゆえの恐れ、もう一つは「実績がなければ他の人に何と思われるだろうか」という自分の位置や信仰歴に対するプライドだというのです。私は納得すると同時に、「自分はこれまで、なんとつまらないことで伝道から逃げていたんだろう」と思い、心が軽くなりました。しかもその映像では、「断られたり無視されたりしても、その人の幸せを祈って光を投げ掛けましょう」と教えているのです。衝撃でした。
翌日、いよいよ伝道に出ることになりました。自分を傷つける人の幸せを祈れるのだろうかと半信半疑ではありましたが、いざ街頭に立ってみると、信仰歴何年とか、年は何歳だとか、過去にどういう役職に就いてきたなど、一切気にならないのです。「これはいい、全てを下ろせるなあ」という手応えがありました。また、どんなに否定されても、その人の幸福を祈ると、不思議と傷つかないという驚くべき発見もありました。否定されるたびにグサーッときていた過去がうそのようです。
以来、1年以上たった今も週に3~4回の割で伝道に出ており、不思議なことに継続できています。目に見える結果はまだなのですが、結果にこだわることなく歩めているのが感謝であり、奇跡です。これからも精誠を尽くします。
(男性、70代)
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次回は、「私を幸せに導いてくれる良心」をお届けします。