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統一原理127のポイント 43
終末の定義と、いつが終末のときであったか説明してください

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第8弾、『統一原理127のポイント~百日修練会の試験問題と模範解答から』を毎週日曜日配信(予定)でお届けしています。

(光言社・刊『統一原理127のポイント~百日修練会の試験問題と模範解答から』より)

第三章 人類歴史の終末論
42 終末の定義と、いつが終末のときであったか説明してください。(『原理講論』、140~146ページ)

 終末とは、地上地獄が地上天国に変わるときをいいます。

 創世記六章一三節、「わたしは、すべての人を絶やそうと決心した。彼らは地を暴虐で満たしたから、わたしは彼らを地とともに滅ぼそう」という記述から、ノアのときも終末でした。

 マラキ書四章一節、「万軍の主は言われる、見よ、炉のように燃える日が来る。その時すべて高ぶる者と、悪を行う者とは、わらのようになる。その来る日は、彼らを焼き尽くして、根も枝も残さない」の預言と、イエス自身の言葉「父はだれをもさばかない。さばきのことはすべて、子にゆだねられたからである」(ヨハネ五・二二)から、イエスのときも終末でした。

 ルカ福音書一七章二六節、「ノアの時にあったように、人の子の時にも同様なことが起こるであろう」、マタイ福音書二四章二九節、「しかし、その時に起こる患難の後、たちまち日は暗くなり、月はその光を放つことをやめ、星は空から落ち、天体は揺り動かされるであろう」との記述から、イエスの再臨のときも終末です。

 神は人間の堕落以来、罪悪世界を清算して創造本然の善の世界を復帰するための摂理を幾度もしてこられましたが、人間はその責任分担を完遂し得ず、その目的が成就されなかったので、結果的には、終末が幾度もあったかのように聖書に記されているのです。

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 次回は、「終末に起こる現象を五つの点から、聖句を用いて説明してください」をお届けします。