2019.12.31 22:00
「幸せな結婚」を考える 17
第4章 愛の成長
子女の愛(2)
もう一度皆さまにぜひ読んでいただきたい、編集部イチオシ!なコンテンツをご紹介。
第4弾は、『「幸せな結婚」を考える』を毎週火曜日配信(予定)でお届けします。
ナビゲーター:長岡 高史
子供はただ愛されるだけのエゴイストなのでしょうか。そうではありません。子供も親に愛をしっかり返しているのです。
赤ちゃんは生まれた直後、「おぎゃあー」と泣きます。「私は元気に生まれてきたよ」と親に伝え安心させます。おなかがすいて泣くのも、「私は元気だよ、しっかりおなかもすいているよ。心配しないで」と親に伝えているのです。
親は子供が笑顔になると、全ての疲れが吹っ飛びます。仕事で疲れて帰ってきても「パパ、お帰りなさいー」とひざに抱きついてくる子供を見ると、「自分はこんなにも必要とされているんだ」と心の底から力が湧いてきます。子供もまた、無条件に親を愛してくれるのです。そして親はよりいっそう大きな愛でわが子を愛したくなるのです。
このように無条件に愛され続けることで、子供は愛を感じ、愛とは何か、どうしたら愛が喜びに変わるのか、その原型を、知らず知らずのうちに学んでいくのです。