2019.12.05 22:00
心のあり方 23
夫婦円満の秘訣
アプリで読む光言社書籍シリーズ第11弾、『文鮮明先生の自叙伝に学ぶ~心のあり方』を毎週木曜日配信(予定)でお届けしています。
なお、この記事に記載されている「自叙伝『平和を愛する世界人として』」のページ数は創芸社出版のものです。
浅川 勇男・著
第六章 家和して万事成る
夫婦円満の秘訣(ひけつ)
では、どうしたら夫婦円満になれるのでしょうか。お互いが愛し合うことによって成されます。では、どのように愛するのでしょうか。一般的には、五本の指と手足を使って愛します。例えば、奥さんがご主人の大好きな料理を作ってあげることです。文鮮明先生は、料理について語られています。
「料理を作るのも、愛の味を高めるためです。それが真の愛です。料理を作るときも、心を尽くして作ったときには、おいしいのです」(『文鮮明先生み言集 真の愛の生活信条・愛天愛人愛国』光言社 67ページ)
最近では、スーパーやコンビニで、調理された食材がたくさん置いてあります。それを買ってきて電子レンジで温めればでき上がりです。ただ、食べて腹を満たすだけならそれでもかまいません。あえて奥さんが料理する必要はありません。しかし、それでは、夫を愛したことにはなりません。まさか、「夕食はコンビニで買って、備え付けのレンジで温めて、外のベンチで食べてきてね。夜風が気持ちいいと思うよ……」などとは言えないでしょう。夜風は肌寒いものです。
やはり、奥さんが手を加えてこそ「愛の調味料」がつくのです。手を使って料理を作ることが愛の実践なのです。
ところが、手足以上に大切な箇所があります。それが、顔です。顔は誰のためにあるのでしょうか。自分のためにあるようですが、実は、他人のためにあるのです。人を喜ばせるため、人を愛するためにあるのです。自分の顔は自分で見ることができません。鏡を使わなければ見れません。やはり、人のためにあるのです。
しかし、顔があるだけでは、人のためにはなりません。人のために使ってこそ愛の実践になるのです。それが、笑顔、なのです。
---
次回は、「笑顔で向き合う」をお届けします。