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統一原理127のポイント 37
サタンと堕落人間について、聖句を用いて説明してください

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第8弾、『統一原理127のポイント~百日修練会の試験問題と模範解答から』を毎週日曜日配信(予定)でお届けしています。

(光言社・刊『統一原理127のポイント~百日修練会の試験問題と模範解答から』より)

第二章 堕落論
36 サタンと堕落人間について、聖句を用いて説明してください。(『原理講論』、115~116ページ)

 ルーシェルと人間始祖が血縁関係を結び、一体となったので、サタンを中心とする四位基台がつくられると同時に、人間はサタンの子女となってしまったので、イエスはユダヤ人たちを「悪魔から出てきた者」(ヨハネ八・四四)と言い、マタイ福音書一二章三四節、二三章三三節において彼らを「へびよ、まむしの子らよ」と言われたのです。また、人間始祖の堕落によって、その子孫が、一人残らず、神の血統を受け継ぐことができず、サタンの血統を受け継いでしまったので、ロマ書八章二三節では「御霊(みたま)の最初の実を持っているわたしたち自身も、心の内でうめきながら、子たる身分を授けられること」を待つと記されているのです。

 アダムとエバが堕落し、サタンを中心とする四位基台をつくったので、この世界はサタンの主権の世界となってしまったのです。それゆえ、ヨハネ福音書一二章三一節には、サタンを「この世の君」と言い、コリント人への第二の手紙四章四節において、サタンを「この世の神」といったのです。このようにして、サタンは、被造世界の主管主として創造された人間を逆に主管するようになったので、ロマ書八章一九節に「被造物は、実に、切なる思いで神の子たちの出現を待ち望んでいる」と記録されているのです。

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 次回は、「罪を定義し、その罪を分類してください」をお届けします。